2001-03-01から1ヶ月間の記事一覧

升田幸三賞は予想どおりの戦法だが…

82128NHK衛星放送の囲碁将棋ジャーナルを見る。将棋大賞についての報道もあり。升田幸三賞受賞の三浦七(明日から八)段についての説明もあり。戦法は、あの戦法が受賞するというのは、かなり以前から多くの人が予想した通りだった。ゲストの青野九段「中村八…

無題

81798本日は対局。エレベーターでは有吉先生と一緒だった。「おはようございます。昨日から今日にかけて、また少し寒くなりましたねぇ〜」「そうだねぇ〜」「地元のほうでも受賞されるそうでおめでとうございます」「ああ。どうもありがとう」(注:有吉先生に…

八分(ぶ)の仕上がり

81005昼間ある店で、高校野球のラジオ聞く。どうやら「カンザキ」という高校が出場しているみたいで、「カンザキの打線は…とか、カンザキの攻撃は無得点でしたとか、カンザキの特徴は…とか」いろいろと聞こえてくるので、どうも落ち着かない(笑)近代将棋5月…

団体戦のおもしろさ

80592アピオ大阪というところで行われている、Kirin Beverage Cup第4回学生将棋選手権を少し見に行く。5人の団体戦で、大学生、高校生のチームが50チームぐらい。勝ち負けにかかわらず、5試合できるというのは楽しそう。遠くは岩手高校とか、新潟大…

落款(らっかん)

80154私が使っている落款(色紙等書いた時に名前の下に押す印のこと)には思い出がある。ある日、印鑑業、立派なはんこ屋をされている和歌山の海南の知人に依頼した。それからかなり経って、立派な落款を渡された。「待たせたなぁ。わしが自分で彫ろうかとも思…

数学

794813日ぐらい前に解いた、芸術だなぁと感じた詰将棋の隣にあった問題を解く。最善の逃げ方とか最善の詰まし方をしている自信がまったくないので正確には、詰ました気分になっているというほうが正しいのかも?詰将棋もこうなると、数学みたいだと感じる。…

「20世紀の将棋、そして新世紀へ」

78838ついさっきまで、NHK教育の特集「20世紀の将棋、そして新世紀へ」で米長永世棋聖、内藤九段の解説やいろいろなお話、清水市代さんの聞き手を拝見。木村、升田、大山時代からの古くからのファン、谷川、羽生時代からの最近からのファン、どういう人が見…

新コーナー作る

78636新コーナー作る。「関西棋士直営 道場・教室」たとえば、関東の棋士の道場も載せるということになるとコーナーの名前が「棋士直営 道場・教室」に名前が変わったりするかも(笑)活字で出版物を出すのと違って、HPは自在に変化できるのでそんな部分が便利…

趣味と実益と「芸術」

77768たぶん私は、美術、音楽というような世界で、あまり芸術作品を見てじっくりと鑑賞するということはかなり、少ないほうだと思う。これから増えるかもしれないけれども…。奨励会時代、手数の長い詰将棋を解いていた時、兄弟子筋の元奨励会の先輩のかたに…

運転の心がけ

77387JAF MATEという、ほとんど読まずに捨てることの多い雑誌読む。歯医者の時間待ちのため。「ハンドルを握ると性格が変わるヒト」と題してなぜ車の運転の時に、ヒトの性格が変わるかを分析した内容。アンケートによると、攻撃的な運転になる人が多いそうだ…

なつかしい本

77113午後より連盟。販売部にて、故加藤治郎先生の名著「将棋は歩から」と「将棋の公式」の復刻本を見かける。子供の頃にいっしょうけんめい読んだ記憶あり、懐かしい思いでいっぱい。日経王座戦、南ー畠山成戦の観戦記で河口七段が来られている。文章も面白…

観戦記マニア?

76316うどん屋にはいる。だいたい、新聞は2、3紙ぐらいまでという所も多いのだが、ここは5紙。さっそく、観戦記読んで、さらに自分の発信している情報の確認。少し、ずれも生じていたので修正もする。今までも、そういう時は、新聞の観戦記を読むのは、職業…

羽生棋王防衛

75764某所で研究会の後、棋王戦第4局の羽生ー久保戦の進行を知るために4時ごろ連盟へ。ぽかぽかした陽気で、いまひとつ頭が働かない。棋士室でも、奨励会員が詰将棋を解いているのを眺めたり、大熱戦の練習将棋を眺めたり、タイトル戦の検討をしているのを眺…

図面使用のため別掲載

75352本日のぶんは、図面使ったので、将棋掲示板のほうに…Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki

奨励会幹事

75054午後より、観戦記の確認その他の用事で連盟へ…酒井順吉六段と会う。「長い間どうもご苦労さまでした」「いえいえ」そう。酒井六段と、野田五段は長年続けられた奨励会幹事をこの4月から(だったと思う)井上八段と、畠山鎮六段に交代されるのだ。人の一生…

休み

74265本日は書きたくないので書かないCopyright (c) 2001 Kenji Kanzaki

間接的な普及

73624NHK将棋講座テキストを読む。新しく連載の始まった、青野九段の文章を探す。ほかの棋士から青野先生がインターネットのことに触れて書かれているということを、あらかじめ教えてもらっていたため。匿名性等についても触れられていて、いろいろと好き勝…

楽しむ愉しみ?

73157一昨日、米長永世棋聖にいろいろとお話を聞かせていだいた。ためになる話も、あまりそうでない話も…(笑)。でも、もうすぐご自分のHPをリニューアルされて、いろいろな新構想を語られる時の米長先生の姿は、実にとても楽しそうだった。失礼ながら新しい…

小林四段の長い一日

72663夜より連盟。C級2組最終戦。*注意*状況等について興味のある方は、雑誌等のC2の星取り表置いて読んで下さい。なお、この文章は、毎日新聞社、週刊将棋、将棋世界、等の報道機関に先だって独自の判断で書いております。なお、上記報道機関、毎日紙夕刊C2…

めまぐるしくて眠い

72053眠い。眠いので、本日のめまぐるしいできごとは簡単に書く。大相撲大阪場所。枡席で観戦。横にKeyさんといろはさん。隣りの枡にいたオッチャンに、私も学生と思われたせいか、学生のふりして会話を合わす。若い人たちと行動をともにすると、こういう時…

大関と降級点

71431運動不足解消のため、久々のスポーツクラブ。急にはりきりすぎても反動が恐いので、20分ぐらい泳ぐ。終わった後は、いつものようにロビーで新聞を読む。喫茶店のように、新聞がいたんでいないのがいい。サンケイスポーツでJリーグの記事読み、日経に交…

B1への昇級者は阿部七段と久保六段

70921順位戦B級2組の昇級者は、二番手だった久保六段と三番手だった阿部七段。久保六段の話については棋王戦挑戦者になった以前にも触れたので、本日は阿部七段のことについて少々…。*昨夜のできごと*23時ぐらいだっただろうか?「東京の順位戦の棋譜とか情報…

1000+1

70408朝から連盟にて研究会。本日はB2の順位戦の最終日。B2の棋士の何人かに、「C1は誰が上がった??」と聞かれる。なぜ皆、それを聞くのかと思ったが、後で考えてみれば当然だ。私がC2から誰が上がってくるのかが少し気になるのと同じ理由。午後3時ごろ研究…

ありがたい応援方法

(下の話からの続き)棋士を応援するというHPというようなものを最初に作った人や、大きいところは普及に貢献大として、私は将棋連盟IT課から表彰されてもおかしくないと思っている。そういうところはいくつも存在するが、そういう場所でただひたすら「頑張れ…

観戦記情報のせる理由 と棋界の仕組み

69889本日は朝から電話ばっかりかけていた。ほかの用事もあったのだが、そのほとんどは新聞社への電話。将棋担当の記者の方々も忙しいみたいで、なかなかつかまらない方も多かったが、最終的には、だいたい連絡が取れた。掲載予定を本日教えてくださった、朝…

めぐる話

69393ふと思いたって師匠の灘ととても親しかった方のところへ行く。ほかの用事もあったのだが、電車を乗り継いでも面白いぐらい、ロスタイムなしで次から次へと乗ることができる。こういう時は、師匠もそうしてほしいのだなぁ〜と勝手に判断。突然の来訪にも…

▲4六銀

69083有吉先生が1000勝を達成された。少し▲△あり、わかりにくくて失礼。飛車先を突かない矢倉で▲4六銀と上がり後手が△4五歩と突いたら、▲3七銀と引きその後その位を目標にして角交換。最終的には△4七歩と打たれて2七に馬を作らし、▲4五の位を確保する…

無題→ 棋王戦は久保六段の初勝利

68268午後より連盟。将棋世界の詰将棋、今月は、先月や、その前の月に比べてやさしい問題という印象だったので、その8問を解き始められた、木下先生(七段)に、「たぶんあの時計の針が7までは問題のほうが持たないでしょう」と少し失礼な予測。「プレッシャ…

古き良き時代

67989将棋世界4月号読む。最も印象に残ったのは宮田七段の四段昇段の一局のページ。実戦の解説の末尾のいろいろなひとりごとが楽しかった。特に同感なのが(IT時代?)のところ。将棋のネット対局に対して、古き良き時代のまんまで良いと思うけどという意見。私…

反応

67872本日、3月4日はある記念日。四段になった日付けは忘れても、この日付けだけは忘れない。13歳の中1の時に、阿倍野区の北畠にあった関西本部で、奨励会の入会試験を受けた日。3月だったのに、雪が降っていた。1勝2敗という成績で7級の入会。ビックリする…