八分(ぶ)の仕上がり

81005
昼間ある店で、高校野球のラジオ聞く。
どうやら「カンザキ」という高校が出場しているみたいで、
「カンザキの打線は…とか、カンザキの攻撃は無得点でしたとか、カンザキの特徴は…とか」いろいろと聞こえてくるので、どうも落ち着かない(笑)

近代将棋5月号読む。
銀河戦好局選に泉七段との将棋を小田切秀人さんの文章で紹介していただく。
なかなかいい角度で写真を撮ってくれているなぁとひそかに喜ぶ。

駒と木を訪ねて「アマチェア駒師の活躍」の終わりごろに
鵜川さんという駒研究家の駒師のアマプロ論の文章あり。
「駒師は出来上がりは八分くらいに抑え、10年後に最高の色艶になるように考えた造りをする」
ふと、旧関西本部で、いつも記録係の前に磨いていたアメ色のつやの対局用の駒の
ことを思い出す。

駒に関する知識はあまりないが、最初は一分(ぶ)か二分(ぶ)で始めた、うちのHPもそのように色艶が出てくるようなものになればいいなぁと思っている。
だから8万ヒットを超えた時に、
「根をはって成長していく樹木のようなHPと感じています。(^^)」
と書いてくださった人がいるということはとても嬉しいできごとだった。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki