2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸城を復元した対局室で指すということの責任

おおた葉一郎のしょーと・しょーと・えっせいで 次のふたつの文章を拝見。<A Href=http://blog.goo.ne.jp/ota416/e/e02a6c46b02f1ad85785059bdc4af62f Target=_blank>古書追跡でわかった将棋博物館の閉鎖(1)</A><A Href=http://blog.goo.ne.jp/ota416/c/7615ba84bccb89a537757d6baa3e3c04 Target=_blank>古書追跡でわかった将棋博物館の閉鎖(2)</A>コメント欄に簡単なことを書こうとした所、簡単ではなく長くなってしまった。

依頼したり依頼されたり…

土曜日には、午後より書類を受け取る用もあり連盟に。棋士室の東京の対局も映るモニターテレビで王座戦一回戦の4局を見る。「この頭は中村太四段ですね。」部屋にいた三段の奨励会員に教えてもらってから、局面を見て対局者を予想。あとで、ネット中継を見…

疑問点と解決方法

昨日の金曜日のその後は三十三間堂の近くの<A Href=http://www.kansai-shogi.com/doujou/higashiyama.htm Target=_blank>東山将棋センター</A>に寄り、席主に昼食をご馳走になり、お客さんと三面指し。夕方いったん帰宅。夜9時過ぎに関西将棋会館。A級谷川―久保戦の観戦と検討。感想戦の時、終盤の疑問点を質問しようかと思ったが、ふだん…

理数系離れと将棋

予定通りに、京都の<A Href=http://www.sing.co.jp/ Target=_blank>新学社</A>を訪問。担当のかたとお会いしてすぐに、「本日は早起きされたそうで」そう切り出されては初めて会ったという感じがしない。打ち合わせや準備やいろんなお話。将棋に関する連載を検討していただいた理由のひとつに「最近の子どもた…

学習教材誌と将棋

水曜日に<A Href=http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=53924&log=20060411 Target=_blank>4月11日</A> に取材を受けた 学習教材の付録誌面の「お仕事見てみ隊」の掲載号をいただく。取材を受けるだけではなくて、将棋に関係するコーナーの依頼と準備をここしばらくの間、おこなってきた。NHKのクローズアップ現代で、森下理事が学習関係の会…

少し気がつきにくい筋

朝10時から連盟で銀河戦予選。坪内七段との対局。<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/060726.gif>後手が私で、たくみな手順で馬を作られて自信なし。図から、▲8七同歩△同飛成▲8八歩△8二龍と引き上げて少し有利になる。感想戦の結果、図からの手順中▲8八歩と打つところで、▲9六馬△8九龍に▲7八馬が好…

近代将棋9月号

<A Href=http://www.kinsho.net/ Target=_blank>近代将棋9月号</A>が届く。今月号は、添川公司さんのインタビュー記事から読む。塚田賞の受賞が16回。煙詰の発表数は41作とのこと。703手詰と525手詰の作品の解答手順も掲載されていたために、インタビューの頁が少なくなってしまっていたのが少しだけ残念。4…

雨あがり

雨が続いていたが、曇り空ながらもようやく雨があがる。本日は研究会。定跡形の指定局面、逆転負け、必勝の将棋をスレスレの一手違いまでおかしくしたりとか…。Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>

指し手予想

昨日は午後2時より棋士会。最近の数回の中では早めに終わる。関東の記者の方々も大勢取材に見えられていた。夜は、久保八段や本間六段や多くの奨励会員で、東西の対局を順に検討。元大阪学芸部で現在東京の、毎日新聞中砂記者は、夕刊掲載のB1順位戦北浜―畠…

第2回和歌山城将棋まつり

2006.8/27(日)「和歌山東急イン」・3階「万葉の間」主催の城フェスタ実行委員会、後援の和歌山市と和歌山市教育委員会、協賛の和歌山東急イン様、どうもありがとうございます。出演棋士は、谷川浩司九段 神崎健二七段 阪口悟四段 鈴木環那女流初…

竜王戦×2

昨日は、夕方より連盟に。若手棋士の10秒将棋や、王位戦の村田四段―島本四段戦、竜王戦の深浦八段―谷川九段戦などを観戦。もう一局、かなり進行の遅い振り飛車対居飛車穴熊の対局も棋士室のモニターテレビに映っていたのだが、夕食休憩後、その一局が東京で…

ミニ詰将棋解答選手権

簡単な詰将棋が解ければ、手軽にどなたでもできる面白いものを見つけた。<A Href=http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/taikai22/kaito.htm Target=_blank>第22回詰将棋全国大会 ミニ詰将棋解答選手権</A>30秒間で10問の3手詰の初手を答える形式。やさしい問題で始まり終わりのほうで複雑で凶暴(?)な問題になるので注意。第10問が30秒以内に…

重複と未練と配分

昨日はC1順位戦橋本六段戦。人数が奇数で一局目抜け番だったこともあって、昨日から今年度の10局が始まった。<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/060718.gif>この局面までに、双方ともふたつ以上の疑問手や悪手を指している。残り時間が2分で、▲5六銀か▲5六歩か迷って、銀を打ったのが最後の悪手。迷…

「潮騒」

<A Href=http://www.kinsho.net/ Target=_blank>近代将棋</A>8月号の力だめし詰将棋「潮騒」がようやく昨日解ける。近将誌を片手に考えたり、盤面に並べて考えたり、電車の中で考えたりしていてた。以前にも添川公司さんの作品を解いた話をここに書いたこともあるが、この作品もまた素晴らしい作品だった。Cop…

森内名人の王位戦解説

夜、録画していたNHKBS囲碁将棋ジャーナルを見る。王位戦第1局の解説者は、もっともあの将棋を解説してほしかった森内名人。対局日の疑問点のうち、角の成り場所と飛車の打ち場所については、名人も同様のことを触れていた。でも、△9三角の時に金を取る変化…

山田史生さんと芝苑さんの大山康晴賞受賞.

連盟HPで<A Href=http://www.shogi.or.jp/osirase/060714ooyama.html Target=_blank>第13回大山康晴賞</A>の記事を読む。読売新聞社OBで、現在は囲碁将棋チャンネルのアドバイザーやキャスター、観戦記者をされている山田史生さん。直接お会いする回数は少なくとも、「将棋まるごと90分」などで一方的にいつもお会いしているので、身近な…

「プロフェッショナル 仕事の流儀」

放送には使われなかったが、番組のために撮影された映像やインタビューは莫大な量のはず。朝日オープンの羽生―藤井戦の時のナレーションに二、三度「大会」という言葉が出たが、ほとんど同じ意味で「トーナメント」という言葉にしていただけたら、もっと良か…

アンビリーバボー

奨励会入りを決める場面は千駄ヶ谷の連盟玄関前ロケ。その日に、たまたま東京の連盟にいて、そのシーンの収録を数分間見学。ふたりの少年役の役者もとてもうまかった。迫真の演技で、プロの役者やたぶん劇団の劇団員の演技はすごいと実感。本日ブラウン管を…

王位戦第1局

午後から連盟に。矢倉六段と水津三段が王位戦を検討していたのを眺める。その後、対局を終えた安用寺五段や、平藤六段も交えて検討。挑戦者の角の成り場所が3二ではなく2一も有力だったのでは?打ちにくいけれども飛車は2一もあったのでは?角を9三に引…

『ふたりっ子』 7月13日(木)12:00スタート! !

NHKでの再放送ではなくて、CSの、ホームドラマチャンネル。http://www.homedrama-ch.com/ なのだが、制作のお手伝いをさせていただいたこともあり、懐かしい。詳細はこちら↓http://www.eigeki.co.jp/hdc/topics;jsessionid=350F189A7141AF19A530ABF7A3D63CB9…

東京での棋士会関連の記事を読む

昨日は東京では棋士会。副会長の会見の記事や、出席した棋士のブログを読む。毎日新聞社が単独主催案を希望された場合は、同社が提示した条件で契約するかどうかを棋士の表決によって決定いたします(連盟HP 総会結果の補足説明)検索して、「議会用語集」で「…

観戦記デビュー

朝のコーヒーを飲みながら、藤川投手の無失点記録のスポーツ新聞を読んだあと、朝日新聞観戦記を読む。本日より、糸谷新四段と山本伸一郎アマの一局の掲載。観戦記担当は大阪の文化生活部の佐藤圭司記者。私の記憶違いでなければ、佐藤記者の朝日オープン観…

名人戦・毎日新聞社からの提示案

日本将棋連盟HP・毎日新聞社のサイト・朝日新聞社のサイト・ほかの報道を順番に読む。21日の金曜日の関西棋士会にて、理事会から報告や説明がおこなわれる予定。八月予定の臨時総会の195人の棋士の投票によって決議される予定。Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank></a>…

頭突き?

早朝は半分寝ながらワールドカップ決勝を観戦。予想もしないことがおこり、ビックリ。四年前の日韓共催の時に比べて、あっという間に終わってしまったような印象。昨日は、午後3時ぐらいから連盟に。有吉道夫先生が若手棋士と練習将棋を指している横で、朝…

近代将棋付録「王将創刊号」

あまり深く読んでいなかった、近代将棋付録の「王将」(昭和29年付録)。復刻版。大宅壮一さんの、大野八段―灘八段の「3五歩留」新手。(現在の玉頭位取り)木村十四世名人の「名人 大山康晴」(木村名人の大山五段との初対局の香落戦の時の印象が中心の文章)中島…

PK戦と一騎打ち

ドイツワールドカップも3位決定戦と決勝戦を残すだけになった。昔からそうなのだが、決着がつかず、ペナルティーキックまでもつれこむとワクワクする。戦国時代、鉄砲などが伝わって来ていないころの合戦の初期の頃は、「我こそは…」と名乗って武将が一対一…

長期計画

購入はしたものの、そのほとんどに手をつけていない詰将棋作品集は多い。飾っておくだけではもったいないので、「夢まぼろし百番」の第1問と第2問を解く。さっそく、正解と思った手順が逃げ方を間違えていた。10年がかりで検討・準備した作品集だから、解…

棋聖戦第3局の手将棋を見て・・

昨日は午後から関西将棋会館で、棋聖戦第3局と検討したり、モニターテレビで棋王戦谷川九段―橋本六段戦を観戦。飛車二枚のほうと角二枚のほうとどちらを持ちたいかとか、どういうふうに指すか何度か奨励会員や棋士と考えてみたが、定跡から離れた将棋のせい…

二枚角対二枚飛車

<A Href=http://www.sankei.co.jp/edit/shogi/shogi.html Target=_blank>産経将棋WEB</A>で棋聖戦第3局、佐藤―鈴木戦の午前中の指し手を観戦。練習将棋等では見たことがあるが、公式戦では初めての飛車角交換から自陣に飛と角を打ち合う変化。手将棋がとても大好きで、さらに得意な、本日の正立会人の桐山九段がきっと目を輝かせて観…

特に変わりなく過ごす

午後から連盟へ。4局ほどあった対局の観戦したり、感想戦を聞いたり、棋譜を並べたり、反射神経のよい若手棋士や奨励会員の10秒将棋を観戦したり。午後7時半ごろ帰宅。Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>