少し気がつきにくい筋

朝10時から連盟で銀河戦予選。
坪内七段との対局。
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後手が私で、たくみな手順で馬を作られて自信なし。
図から、▲8七同歩△同飛成▲8八歩△8二龍と引き上げて少し有利になる。
感想戦の結果、図からの手順中▲8八歩と打つところで、▲9六馬△8九龍に▲7八馬が好手順で先手有利ということが判明。この筋は珍しいと思う。
森安秀光先生などは指していそうな筋だ。
その後△9九龍には▲8八馬で竜を殺したうえに、先手の飛車が成れる形になる。

辛勝で次期の出場を果たすが、まだまだ、気がつかない手筋や気がつきにくい手筋や発見が、これからもいろいろとあるのに違いない。

夕方は、御上段でおこなわれていた王位戦や朝日オープンの対局を、この日銀河戦予選の対局に来ていた南九段と検討。
南九段は、近鉄将棋まつりで今泉アマ竜王や、スポニチ杯の大会優勝者も参加する席上トーナメント。
また、支部名人ベスト4進出者特典の将棋世界誌企画で、中川西支部名人との持時間6時間の対局が予定されているらしい。
アマ大会上位者の6時間対局という企画は初の試みとなる。

また、東京でおこなわれていた竜王戦の森内名人―松尾六段戦も調べる。
でも、角交換のあたりから見たので、どんないきさつでこういう少し不思議な局面になったのかがかなり謎と、ふたりで話す。
夕休前の進行については、かなり予想したとおりに進む。
大阪の対局も終了し、夕食休憩の時刻になり東京からの情報も休憩になるので解散。
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