2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新女流棋士

昨日の日曜の研修会の例会で、女流棋士を目指して在籍されていた室谷由紀さんがC1に昇級されて、仮の女流棋士の資格を得られた。男性のフリークラスの棋士が順位戦の資格を得るために、一定の成績を取らなければいけないのと似たように、一年間に棋戦の数だ…

棋聖戦 第3局

矢倉戦。少し第1局と似た感じの(固めて手待ち)後手の羽生棋聖の作戦。仕掛けでリードしてからは丁寧な指しまわしでリードを広げていく。王位戦挑戦者決定戦、第2局、この第3局と先行逃げ切り。木村八段らしい内容。Copyright (C) 2009 Kenji Kanzaki

竜王戦

25日木曜日は竜王戦 対局。遠山四段戦。この日は御上段で対局だったのだが、下段では棋聖戦予選で1時間の将棋の予選芙蓉の間では銀河戦の予選ということで、時々秒読みの声を聞きながらの対局。対局の内容は、少し指せそうな局面もあったように思うが、そ…

予告KO駒落バトル

********************************************************************プロ棋士どうしが「六枚落ちで下手を持ってX手で勝つ」とお互い紙に書いて入札し、小さい数を書いたほうが下手を持って対局し、指定した手数以内で詰ませば勝ちとする。さて、何手と入…

矢倉戦後手での左美濃の難しさ

あまり威張れた話ではないが、相矢倉の後手早囲いとか後手美濃囲い戦法を試みて何度も何度も作戦負けを繰り返したことがある。確か南九段に大差負け、福崎九段にもうまく動かれて負けたこともあったように思うし、ほかにもあの人にもこの人にも・・・。先手…

名人戦最終局

朝から4時少し前まで研究会。本日はこてんぱんにやっつけられる日だったようだ。だが、最後に相手の楽観により辛勝。実質は完敗。羽生名人-郷田九段の名人戦第7局は矢倉戦へと進行。やはり、この両者の対戦でもっとも見たい戦法は相矢倉の激しい攻め合いで…

観戦の日々

6月19金 棋聖戦を観戦後、夜は連盟にてB1観戦6月20土 朝から夕方まで研究会。粘り倒されて根気負けの傾向。 21日 大和證券杯 森内-佐藤戦をリアルタイム観戦。 打ち歩詰の局面が現れる大熱戦。今までに見た大和證券杯の対局でもベスト3にはいる名局と感じ…

マイナビ女子オープン第1局

挑戦者の岩根二段の序盤の終わりから中盤の指し方が素晴らしく挑戦者有利。ただし、消費時間が多いのでそのまま有利さを拡大して勝つのも大変かなと思って観戦していた。時間も局面も切迫してから矢内女王が勝負手を続けて、女王の逆転で先勝。タイトル戦に…

あと一歩

小学校への指導日。多面指しでの対局中心での指導。小学校1年生の女の子のうちのひとり。もう少しで勝ちというところまで進めてからなかなか決め手が出ない。ヒントを出してあげたり、褒めながら。答えに近いヒントを出して決め手に誘導することは可能だが…

C2順位戦

夜には、関西将棋会館にてC2順位戦を観戦。名人戦第6局の最終盤も棋士室で並べる。新四段の大石四段や澤田四段、最年長の有吉九段の対局などを中心に観戦。1時すぎに帰る時にも、大熱戦の最後の一局は対局中だった。Copyright (C) 2009 Kenji Kanzaki123…

陽動振飛車.

朝から夕方まで研究会。ミスも多かったがまずまずの内容。合間に名人戦第6局の進行を見る。ずうっと相居飛車が続きそうだったので、郷田九段の陽動振飛車は意表。名人戦の第6局と第7局で挑戦者の中原先生が振飛車を続けて指した、大山-中原戦を思い出す。…

善通寺支部へ

土曜日の朝から日本将棋連盟香川県善通寺支部へ。善通寺は四国八十八箇所霊場の第七十五番札所。特別棋士派遣の申請を受けて、瀬戸大橋を渡って四国へ。午後1時から午後7時近くまで三面指し。朝日オープンでプロ棋士との公式戦対局のご経験のある丸岡辰美…

近況など

ここのカウンタの数字を見てみる。今までこんなに多くの人が見に来られているとは!最後に書いてからでも何千も進んでいてビックリ。最近は関西での対局が増えた久保棋王の対局のうちの何局かを関西将棋会館で観戦。難解な中盤、粘りと逆転とびっくりするよう…