2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

水無瀬神宮と神田辰之助

二週間前、室岡七段といろんな話をしている途中、「一度は木村名人を間近で見てみたかった」という話をされた。私は、幸運にも関西将棋会館竣工記念行事で、建設に携わられた方に角落で指導の木村名人の記録係をさせていただいたことがある。室岡さんはその…

出雲から出土の将棋盤

「出雲から日本最古の将棋盤が出土」の各紙やニュース動画などを見る。盤以外にも駒と木簡も出土している。室町時代の有力武士の遺跡からのようだ。どうも升目は9×9のようなのが嬉しい。駒は40枚になっていたのだろうか、それとももう少し少なかったのだろ…

道具歴史なども含めて将棋

少し前に日本経済新聞夕刊の12月6日〜10日まで大内九段を取材して連載された「こころの玉手箱」を図書館でまとめて読む。確か読んだ日は、大内先生は新橋で竜王戦の解説会をされている日だったと記憶している。「こころの玉手箱」はその道の大家が自分が生き…

女子アマ王位

少し前の話になるが、18日の土曜日には「レディース・ステップアップ講習会」の講師。10月23日に続いて二度目の講師。この日は奨励会員や研修生中心の多面指し。現役奨励会員と久々に香落で指すのも懐かしく、多少は参考になるような指し方や考え方も指導で…

上げるバーの高さは少しずつ

長年感じていること。指導対局などで、二枚落を卒業した人に、飛車落や、飛香落で指す。たいていの場合はあまりにも気の毒すぎる結果に終わる。今まで何十年とおこなってきたことだが、どうもこの二枚落の次の手合にいきなり角という大駒が単独で加わるとい…

王将リーグ最終局が掲載

スポーツニッポンでは休載中だった王将戦。勝ったほうが挑戦者という第60期王将戦挑戦者決定リーグ最終局佐藤九段―豊島五段戦が上地記者の観戦記で毎日新聞夕刊での掲載が始まっている。第60期を記念して、徳島鳴門の大塚美術館での公開対局の第1局も「歴代…

船江四段 昇段祝賀会

午後5時半から。<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/101205a.JPG>230人も参加の盛大な会。<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/101205b.JPG>第23回(平成10年)小学生名人戦のNHKビデオ放映も行われた。<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/101205c.JPG>準決勝の戸辺少年―船江少年戦。記録係と読み上げは中倉姉妹。盤面の終盤戦の攻防を見ながら隣にいた長沼七段と、「なかかな筋のいい△5八歩やなぁ」とか、…

船江新四段祝賀詰「フナエ」

昨晩<A Href=http://toybox.tea-nifty.com/ Target=_blank>詰将棋メモ</A>経由で見つけた、<A Href=http://twitpic.com/3cgt3r Target=_blank>船江新四段祝賀詰「フナエ」</A>若島正さん作(49手詰)朝からなぜかトイレの中で解く。以前に船江四段本人とも、そういうのを作ってくれているらしいという話や、いったいどの升目を使っての配置なのだろうか?というような話もし…

孫子とミニマックス法

孫子、ゲーム理論などを少し読む。ゲーム理論では、二人零和有限確定完全情報ゲーム(将棋もこの中に含まれる)の解は「ミニマックス法」とあった。いったい、どんなものかと読んでみたら、『想定される最大の損害が最小になるように決断を行う戦略』とあった…