出雲から出土の将棋盤

「出雲から日本最古の将棋盤が出土」の各紙やニュース動画などを見る。
盤以外にも駒と木簡も出土している。

室町時代の有力武士の遺跡からのようだ。どうも升目は9×9のようなのが嬉しい。
駒は40枚になっていたのだろうか、それとももう少し少なかったのだろうか?
仮に40枚近くの将棋だったとしたら、当時の武士の指す将棋は現在の将棋に比べて急戦ですぐに戦いになるような将棋だったのに違いないと、勝手に想像している。

その盤には出雲の神様が宿っていて、その盤を見ると棋力が向上するとか?
囲碁の「ヒカルの碁」も連想する。
もう少し近ければ、出土した盤を見に行ってみたいのだが‥。

1〜2年前に島根県の高校生への指導で出張したことがあったが、あの指導の少し前とかに出土していたら理想だったのになぁ。
また、増川さんのお話を聞かせていただくのも、最古の盤の出土以降だったら、さらに良かったのになぁ。

当時の将棋についていろいろと想像してみたり、自分に都合の良いように過去のできごとが、未来だったら良いのにとか、勝手読みしたりするのもまた楽しいことである。
まだまだ新たな発見によって現在の将棋に至るまでの『歴史』の解明も少しずつでも進んでいってほしい。
Copyright (C) 2010 Kenji Kanzaki