重複と未練と配分

昨日はC1順位戦橋本六段戦。
人数が奇数で一局目抜け番だったこともあって、昨日から今年度の10局が始まった。

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この局面までに、双方ともふたつ以上の疑問手や悪手を指している。

残り時間が2分で、▲5六銀か▲5六歩か迷って、銀を打ったのが最後の悪手。
迷った時には、前に指した手を生かす手を選ぶのもひとつの方法だが、10手ぐらい前に指した手(▲7九桂)と二重に6七を受けて重複。
この数手ほど前にここに銀を打つ手を読んでいて見送っていたのに、まだ未練があったようだった。

駒組みの途中や当然の所で時間を使いすぎの傾向。
だからといって時間を残そうとすると、軽率に指してしまうのだが、昨日は配分も指し方もおかしかったと反省。
Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>