中飛車に対する端の位.

本日は、1時間ほど泳いで、夕方からは、<A Href=http://www.hokkaido-np.co.jp/ Target=_blank>北海道新聞HP</A>で
羽生王位―佐藤棋聖王位戦第1局を観戦。
後手の羽生王位のゴキゲン中飛車に対して、角交換してから、▲9六歩と突く指し方は、棋士の実戦例も数局あり、私も試みたことがある。
だが、なかなか、端に手をかけたぶんだけ駒組が遅れるので、端を活かす指し方をするのが難しい。

下図は三年ほど前の私の実戦。
<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/050714.gif>
野田五段の中飛車に対して、端の位を取ってみた。
だが、中飛車で中央を制圧されているように感じて、構想がまとまらず、端の位をうまく活かすことができなかった。
その時の実戦は、△4四銀▲4六歩△6三銀▲4七銀に△5二飛と指したものの以下不利となってしまった。

本日の王位戦は、激しい開戦→とても長い中盤戦→終盤の一手争いの局面で、挑戦者が端を活かしての一手勝ち。
佐藤棋聖らしさの出た一局だったと思う。
対局室の動画で感想戦の駒の動きが見ることができればなぁ〜
↑まぁ、これはわがままというものか?
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