佐藤―羽生戦

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棋聖戦第3局の佐藤棋聖―羽生四冠戦の解説者は森内名人。
佐藤棋聖の三手角に対して、森内名人の解説では、羽生挑戦者の駒組の段階での
時間の使い方の変調さを指摘。
羽生四冠にしてはとても珍しい、戦いがおこってすぐに悪くなり、そのまま差を広げられるという内容だっただけに不思議な一局だった。

この三手角、NHK杯戦で一局、先手が神崎で、後手が羽生さんで指したことも懐かしい。
その時は、先手の私は、2六歩を突かずに、▲3八飛から▲4六銀▲3五歩という速攻を試みたが、あまりうまくいかなかった。

将棋世界8月号では「感想戦での感想」の記事で佐藤五段(当時)が谷川王位に初挑戦した時の思い出の記事が載っている。
今回の佐藤棋聖の作戦選択は、その高橋呉郎さんの取材を受けたことと関連しているのではないか? と、推理している。

王位戦の羽生王位―佐藤挑戦者戦も13日からで、もうすぐ始まるので、しばらく連戦の続く羽生四冠と佐藤棋聖の戦法選択や、その内容からはこれからも目が離せない。
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