王位戦第4局 新手が出るかも??

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お昼は高校野球をテレビ観戦。
地元の智弁和歌山と帝京の準決勝。
解説が箕島高校の元監督の尾藤さんとあっては見逃せない。
投手戦が最後まで続くかと思っていたが送りバントの次の打順のバッターが勝負強く最後は快勝。 
ぜひ明日も勝って優勝して欲しい。

さて、第43期王位戦第4局だが、トップページから西日本新聞のHPに行って見てみる。
角換わりの同型から先手の谷川九段が先攻だったが、封じ手以降も「たぶんこうなるんだろうなぁ」というふうに進み、さっき見たときは▲4五桂の局面だった。
先の羽生棋王ー佐藤戦の棋王戦最終局と同様の進行。
前から何度かここでも触れているが、佐藤二冠は将棋世界6月号にてふたつのタイトル戦(王将戦も…)を振り返った原稿にて、実戦にはあらわれなかったいくつかの変化も示している。
 そういう変化になるか、それとも羽生王位や谷川九段の独自の新手が出るか?

一局前の矢倉での左美濃の時と同様に、羽生王位も谷川九段も佐藤棋聖・王将の指した指し方をとても重要視しているのがよくわかる。
また、それはこの一局だけではなくてこれから先に必ずあるはずの(羽生王座は直後に王座戦!)佐藤二冠とのタイトル戦も見据えているようにさえ感じる。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki