大関と降級点

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運動不足解消のため、久々のスポーツクラブ。
急にはりきりすぎても反動が恐いので、20分ぐらい泳ぐ。
終わった後は、いつものようにロビーで新聞を読む。
茶店のように、新聞がいたんでいないのがいい。

サンケイスポーツJリーグの記事読み、日経に交代。
政局と経済の係わりについて考えるため…
↑なんてことはあまりなくて(笑)日経にしては珍しくスポーツ欄が大きかったから。
貴乃花のことについて、おかみさんが、長いコメントをいろいろ書かれていたのが目に止まったからだ。
師弟関係と、親子関係の両方を長く続けているのも、どっちも、また色々と大変なんだろうなぁ〜。

その隣りにも評論家らしい方のコラム。
5人の大関についての厳しいご意見。
大関は二場所続けて負け越さなければ落ちないが、その仕組みを特権と勘違いして
いるのではないか?という厳しいお言葉。

一瞬頭に「降級点」という言葉が浮ぶ。
我が将棋界と比べて見る。
相撲の横綱大関にあたる、A級と、B級1組は成績の悪い棋士は、一期で降級するという厳しさ。
そしてB2より下は降級点という大関のような制度で保護されている部分がある。

どちらも長い歴史のある制度。
長所も短所もあるとは思うが、どちらもその制度はこれからも長く続くとは思う。

でも、番付が大幅に下がることが決まっている棋士でも、優勝争い(?)をしている棋士を、千秋楽で全力で負かしに行くということがあるのは、順位戦とか、将棋界に関心ある多くのファンに誇れる部分。

残念ながら、私は番付を約10枚ぐらい下げてしまったのだが、自分の戦っている順位戦の仕組みを、決して特権などと勘違いすることのないように、来期以降に巻き返しをはかりたいと強く思う。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki