女流王将戦予選

午後2時半ぐらいに連盟に。
対局がたくさんあるような気がしていたが、気のせいで女流王将戦が2局。
ちょうど棋士室では記録係だった高浜愛子女流育成会員が、終わった対局の棋譜をコピーしていたところだった。

その棋譜<A Href=http://www.kansai-shogi.com/club/clubreport.htm Target=_blank>室田2級vs村田初段(関西将棋会館HP将棋クラブ通信・■“今週のOneShot”■戦)</A>を、棋譜チェックも兼ねて並べてみる。

並べている途中に、藤原六段や浦野七段にこの手が好手だったとか、この手でこう指したほうが良かったとか、いろいろと教えてもらう。私が連盟に来る前に、すでに研究が行き届いているみたいだった。
女流棋戦の予選とはいえ、男性棋士も注目しているカード。

この本戦入りの一局は、女流王将戦の主催紙の日刊スポーツに近日掲載される予定。本日は日刊スポーツ編集局特集部の赤塚記者が東京から、観戦記の取材に見えられていた。

対局の棋譜と観戦記は、日刊スポーツ紙面。
対局中の対局者の実戦心理については、<A Href=http://blog.goo.ne.jp/okiraku-cs/ Target=_blank>関西将棋会館HP内お気楽ブログ</A>に、村田初段が、もしかしたら、書かれるかもしれません。
どちらもよろしく。

手合課と、総務課の用を済ましたあと、藤原六段と練習将棋。内容は今イチだったが、疑問を感じている課題の局面を一局経験できて有意義。

本日のもう一局の対局も終わり、本日の対局者や記録係の育成会員たちが楽しく話しているのを聞いていると、ひと昔前や数年前の、関西の女流棋士がほとんどいなかった頃からは別の時代なのだな…と、年寄りみたいなことを感じる。

Aクラスに定着したり女流棋戦のタイトル戦に登場するほど、関西の女流棋士・育成会員の人たちには、ますます活躍してもらいたいものだと思う。
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki