すだち君

連盟に向かう途中、徳島物産展がホテル阪神前で開かれていた。 このすだち君は、マスコットキャラクターとしては、かなり前からいたとのこと。 連盟道場でアドバイスと指導対局数局。

中将棋心得

明日の島本町の中将棋公開対局では、次の一手や勝利者予想クイズも予定されている。 その賞品の色紙を頼まれていたのだが、いろいろと案を練ったり書き直しを繰り返してようやく用意できた。 肩書きはあと2ヶ月ぐらいで第九期名人が決まる。(次期は不出場) …

森内名人の解説と制球力

本日は朝から夕方まで研究会。 研究課題の局面でじっくりと考えて指すことができて有意義。 やはり実戦と棋譜並べではだいぶ違う。夕方からは竜王戦第4局の進行をニコニコ生放送の森内名人の解説で観戦。 たまたま、手の解説の時間ではなくて視聴者からの質…

まんと君

定期的に行っている奈良白鳳支部への稽古日。 午後1時頃、奈良観光センター付近で、「奈良の旬彩を楽しむ物産展」キャンペーン中の、ゆるキャラのまんと君とお会いしたので、写真を撮らせていただく。夕方の帰りには、せんと君も目撃したのだが、そちらのほ…

竜王戦第3局、角換、先手からの変化

竜王戦第3局渡辺竜王対丸山九段1日目。角換腰掛銀。 丸山九段の先手で早い▲8八玉からいったん5八に上がった金を5九へ引いて▲6八飛と進む。竜王戦第1局の丸山九段の先手番でも、丸山九段はあまり見慣れない手順で少し早めの▲8八玉の入城。でも結局類…

研修会指導と女流棋士資格取得研修生

少し前の関西研修会での駒落対局。 その日は二枚落が多く、その中の一局。下手が4五の位を取って二筋の歩も交換する三歩突っ切り定跡。 下手は未完成なカニ囲いで銀がまだ7九にいる。なぜか下手の飛車は2六の浮き飛車でなくて2八に引かれている。 6四の…

上手に忘れる

6日の火曜日は朝から若者に教わる。相居飛車で、最近は指していなかったものの、以前といってもものすごく前に、経験したり研究した局面になる。実戦での進行は、頭の中ではかなり忘れてしまっていたものの、その局面の三手前ぐらいに、急に思い出して手が…

石井邦生九段著 『わが天才棋士・井山裕太』

石井邦生九段の『わが天才棋士・井山裕太』を初めて読む。産経抄 10月28日 http://sankei.jp.msn.com/life/news/121028/igo12102803160000-n1.htm には故宮本直毅九段の「隠れた功績」としてミニ碁一番勝負というテレビ番組で6歳の井山少年が挑戦というお話…

駒音のかけら

今から一年前、11月に第1期女流王座戦五番勝負が大阪で行なわれた時のこと。雑用係も兼ねて解説会、指導対局、サイン会などのお手伝いをさせていただいた。その時、 「ご本人に許可をいただいてからプログに写真を載せさせていただいているのですが・・」 …

島朗さんという人の不思議さと偉大さ

「どこかで売ってるのなら買いたいもの 」 続きその1 堺市で名人戦谷川−羽生戦が予定されていて、もうすぐ始まるという四〜五日前。 午後からか夕方からのBSの名人戦中継の解説者だった島朗さんから電話がかかってきた。「一日目の午前中に早指しの練習将棋…

価値がつけられないという価値

いくつかの偶然と幸運が重なって、2年か3年もお会いしていなかった地元和歌山のかたと、ちょっと前にお会いした。 その時に、はるかいにしえの昔、和歌山でおこなわれた将棋イベントのとても貴重なビデオをいただいた。師匠の灘が亡くなる1年前か2年前の…

どこかで売ってるのなら買いたいもの

棋士の取材をして記事を書かれたり撮られたりする記者の中には温かい記事を書かれたり温かい写真を撮られる記者が多い。 棋士のことについて書かれたり撮られたりしているファンの方々にも、この棋士という個性の強い人種を観察して「棋士ウオッチング」され…

宮本直毅先生

【産経抄】10月28日 http://sankei.jp.msn.com/life/news/121028/igo12102803160000-n1.htm関西の囲碁将棋の取材を担当している記者の会で、泊まりがけで同席させていただいたことがあった。 宮本先生がいらっしゃってその関西弁で場がとても明るくなる…

島本町中将棋イベント

―■中将棋公開対局■― 中将棋の公開対局が11月23日(祝)午後1時より大阪府島本町のふれあいセンター1Fケリヤホールで行われます。 対局は牧野光則四段対伊藤明日香女流初段。―■中将棋教室■― 11月17日(土)午後2時から4時 12月1日(土)午後2時から4時 大阪…

邪魔ゴマ消去

18日は、関西将棋会館道場のアドバイザー棋士。 この日は多くの方々に指導対局を申し込んでいただいた。 ありがとうございました。その中の二面指しの時の二枚落ちの終盤戦より。▲6三金に△8三玉の局面。 なかなか下手としても勝ちきるのは大変そうと思って…

観戦記リスト どかんと関西

観戦記リスト http://ameblo.jp/kansenkilistどかんと関西 http://dokan.cside.com/数が多かったり、目立ったりすることも大事なのだが、 ほんのわずかなたったひとりの人にでも、役に立ったり参考になることがあれば、残したり更新を続けることの意義はある…

81道場の中将棋対局場とYamato先生

「81道場」http://81dojo.com/という国際対局サイトに 中将棋も装備されたらしいと聞いて、順位戦中継観戦の合間に 初めて登録して観戦に行ってみた。 立派な駒と対局設備が整っていた。たまたま、http://www.shogiotome.com/の生徒さんとYamato先生が初形か…

神戸新聞、関西棋院研修棋士

27日水曜日の神戸新聞での囲碁将棋欄と特集を読む。 将棋は加古川青流戦宮本三段−七条アマ戦の小阪七段の観戦記。 囲碁は、吉田美香さんの関西棋院研修棋士についてのコラム。 関西棋院研修棋士は制度上立場が少し中途半端なこともあって、日本棋院関西総本…

「米朝 口まかせ」 えらい人気ドラマの演出家

「米朝 口まかせ」 お茶屋遊び 演出に一役 http://www.asahi.com/kansai/entertainment/beichou/OSK201206130053.html桂米朝師匠の朝日新聞での連載。 「お茶屋遊び 演出に一役」朝日新聞デジタルの文章と、 15日の「時の風が吹いたんやな」(こちらは関西地…

ホテルニュータガワ

名人戦第6局がおこなわれた北九州の「ホテルニュータガワ」このホテルで記録係をしたことがある。 王位戦で内藤―高橋戦。挑戦者の快勝と記憶している。昨日から本日にかけての戦いで今期の名人戦が終わったのだが、棋譜の印象以外にも、防衛された森内名人…

「将棋の世界」

数日前。千駄ヶ谷の近所。 交差点の近くでタクシーを拾おうとされていたのだが、こちらを見て、いったんやめて、こちらに歩いて来てくださり、声をかけていただく。「やあ。かんざきくん。久しぶりだね、元気かね?」 大内先生はいつも優しく話しかけてくれ…

締めの言葉

「これで終わります。」 そして、一言二言簡単な言葉が続いて終わる。 終わりの挨拶や締めの言葉は、ふだんからよく聞いて慣れている。いつもあるから、なかったらどうかとかもあまり考えたことがない。終わりの言葉がなく、締まりなく終わったことが最近あ…

この夏の楽しみ

今年の夏の楽しみといっても、オリンピック観戦だけではない。今年の夏に発売される予定の将棋関係の本で最も楽しみにしているのは、「この詰将棋がすごい! 2012年度版」 2010年度版で、これも解いてみたいとか、解くのは無理だろうから並べてみたいという…

マナーを向上するための工夫

但馬支部は兵庫県で最も古い歴史ある支部で、初代支部長と藤内先生とのご縁などもあり、その多くの弟子のひとりでもある若松正和先生が長く師範を続けられているとのこと。 このコルクボードに張られた盤を使用されている理由は、持駒をきちんと置くようにす…

名人戦第5局一斉解説会 兵庫 豊岡

金曜日の解説会も、土曜日の将棋大会での指導対局なども無事に終了。遠方より来場の方々も多くありがとうございました。解説会では、「名人400年祭」ということもあって、名人や実力名人制への移行などの歴史や、歴代永世名人の紹介などもかなりの時間、お話…

名人戦第5局から連想すること

名人戦第5局。 封じ手の再開の一手と、後手の駒組みを見て連想することは、二枚落ち上手5五歩止め。 二枚落戦では5五を止めておいて2二の壁銀や2一の桂が中央に使えれば上手ペースとなることが多い。 その銀桂が働くか取り残されるかが、形勢を決めるの…

霊光寺と灘道場

名人戦第5局の前日に対局者や関係者が大橋宗桂と天野宗歩のお墓に墓参りした写真や記事を何度か読む。師匠はこの霊光寺の近くの京阪伏見稲荷の近くで長く灘道場を開いていた。 灘や弟弟子たちと初めて駒の形のお墓にお参りしたのは高校生ぐらいの時だったと…

盤面

いしいさんの漫画の将棋盤面。 どこかで見たことがあるような気がしていたが、ようやく思い出す。 たぶん、朝日杯の、最後は入玉のあの一局の図面。

漫画で読む名人戦

これを読んだとかこういうのを見たという文章ばかり続いている が、最近新聞を読んでいても囲碁将棋の特集やインタビュー記事が多いように思う。 本日は朝日新聞夕刊で 「漫画で読む名人戦」」いしいひさいちさんと柴田ヨクサルさんの競作。 特にいしいひさ…

Do you know Shukan-Shogi?

「皆様こんにちは。」とか「皆さんこんにちは。」 で始まる週刊将棋編集部員のブログを実はこっそりと時々読んでいる。その次にはだいたい時候のあいさつが続く。 最近の26日ぶんでは、ポーランドのカロリーナさんに、編集部員さんが英語で取材されたお話も…