価値がつけられないという価値

いくつかの偶然と幸運が重なって、2年か3年もお会いしていなかった地元和歌山のかたと、ちょっと前にお会いした。
その時に、はるかいにしえの昔、和歌山でおこなわれた将棋イベントのとても貴重なビデオをいただいた。

師匠の灘が亡くなる1年前か2年前のゴールデンウイークのイベントと思う。
出演棋士も、今のベテラン棋士が若手だったり、名人位に挑戦中の谷川八段がメイン対局で南六段と対局したりしている。
解説が灘九段 大盤助手が神崎二段という映像。

師匠の親族のかたに電話してみたら、とても喜んでいただいた。
来週お会いして、いっしょに鑑賞させていただき多くの思い出話を聞かせていただく予定。
ほかにも師と縁のあった多くの人、喜んでいただける人の顔も脳裏に浮かぶ。

明日は朝から研修会の少年少女たちと対局の予定。
手合い違いに近いような上手に厳しい手合の対局もあるかもしれないが、負けても勝っても少しでも勉強になるような内容の駒落ち対局が指せるように、そろそろ寝ることにする。