「人生は一番勝負」

指導の講師で、朝から関西将棋会館

棋士室では、加古川青流戦で準優勝と大活躍した宮本三段が棋譜を並べていた。
決勝が終わってから始めて会ったので、実は宮本君も和歌山県出身やったんやなぁとか雑談。
その様子はいつもとまるっきり変わらぬ自然体でいつもの姿だった。

若手棋士と練習対局の勉強に来ていた長谷川新女流初段の姿も。
10月はじめの関西将棋会館のイベントでは、室谷初段と長谷川2級の連名のチャリティ色紙などを書いていた。販売コーナーで売り子のお手伝いをさせていただいた時、「この色紙は貴重ですよ」と売り込んでお買い上げいただいたのだが、もう初段となってしまったので2級の色紙はほとんど書いていないはずなので、確かに希少価値が出る珍しいものとなった。

その後村田顕四段が、週刊将棋のコラムのコーナーの取材。
取材する側の突撃体験が周囲の爆笑を誘ってとても楽しかった。
何をメインに書くことになるのか(人かモノか行事か‥)とても楽しみ。

「人生は一番勝負・北村文男七段対局集」が棋士室のロッカーに置かれていたので初めてじっくりと拝見する。
澤田四段の先生にあたる鈴鹿の藤谷さんの発行の対局集。
木村義徳先生が思い出を語られているページには、昨年の水無瀬神宮での立会人の写真(対局者は中田功―神崎)。
私の師匠の灘が北村先生と並んで食事をしている貴重な写真。
板谷進先生の写真も多数。芹沢先生とふたりで大盤解説をされている写真などは貴重だ。
故木下晃先生の写真。
澤田君の解説。

この実戦集の制作にたずさわられた多くの方々の暖かさが伝わってくるような内容の追悼実戦集だった。