2009-01-01から1年間の記事一覧

応酬

朝から夕方まで研究会。相手の不出来な内容が一局。それと、スレスレの手順を実現したものの、粘られた時の悪手で逆転負け。しかし、あとで調べてみたら悪手の応酬だったようでがっかり。Copyright (C) 2009 Kenji Kanzaki

自宅解説と短時間でのタイピング

竜王戦第2局。対局の進行はもちろん、現地控室の棋士と自宅解説棋士とのコメントの使用頻度なども見ながらの本日の観戦。竜王戦第1局の終わった翌日、終盤戦の変化で聞きたいところがあったので第1局の自宅解説だった阪口四段に少し変化などを教えてもら…

冷静

午後から連盟へ。提出しなければならない書類、受け取る予定の切符【次の日曜の親子ふれあい教室(石川県)の切符】、購入する予定の品物、観戦する予定の対局。ほかにもいろいろ。一段落して、封じ手少し前の竜王戦第2局のBS放送を棋士室にて見る。一日目に…

休むことも大事

朝から夕方まで研究会。急に有利になった後に、集中力が落ちてつまらないミス目立つ。「何日か続けて書いて、またしばらく続けて休むのはどうしてですか?」最近、そのようなことを聞かれた。さて、何日ぐらい続けて、何日ぐらい休むことにしようか?眠いの…

篠山お城将棋

「親子ふれあい教室」の講師として、矢倉六段と丹波篠山へ。すでに、「丹波篠山築城400年祭 篠山お城将棋・縁台将棋」http://www.kansai-shogi.com/event/other/09sasayama.htmlとして、準備されていたイベントを補佐するような形なのと、解説陣には福崎九段…

角の底に歩

朝から二宮金次郎の銅像のある小学校への指導。本日の感動の場面。一年生の男の子と9枚落での多面指し。8八にいる角の前に△8七歩成とと金ができてしまった。今までに見たことのある対応はおもにふたつ。角を逃げるか、無視するか。でも本日は角の逃げ場所…

急所を記録

夕方から連盟へ。B2順位戦を中心に観戦や検討。最後まで感想戦をしていた森九段―畠山成七段戦は終盤の応酬が見ごたえがあった。森九段は、感想戦の途中で、ペンを取り出して記録用紙に急所の変化をいつも書きこまれる。その姿を本日も見ることができた。最終…

竜王戦 第1局 2日目

本日は朝から夕方まで研究会。反省が足りないから同じような失敗をする。その後、指し手だけを入手して、竜王戦の検討。その時は▲3四角△4四玉に▲5五角以下で先手の勝ち筋という研究だったのだが、正したかったかどうか?囲碁名人戦関西の若き井山新名人の…

女流王位戦第2局

女流王位戦第2局石橋女流王位―清水女流二冠戦。石橋女流王位の意表の作戦で始まって、中盤の終わりまで、北海道新聞の中継を見ていて、その後用を終えて9時ごろ再び見る。事件がおこっていてびっくり。はるか昔のことだが、秒読みに追われて、二枚いた角の…

竜王戦 第1局

渡辺竜王―森内九段の第1局午前中。早くも角換わりから、同形に進むように見えて、先手の森内九段が▲6六銀と変化。後手番の時に時々ある筋だが、それを先手で応用したのと、振駒で先後が決まる第1局の午前中に出すという用意周到さ。自宅解説の棋士の中で…

最近のできごと

関西将棋会館に将棋を見に行くかどうか?昔ならば行ってみなければわからないので、とにかく出かけていた。最近は横着して、棋譜中継で様子を見てから考えることもある。ある日のできごと、夕食休憩直後、これはさすがにこちらが良いなぁ。自宅観戦。しかし…

王と長島【プロ意識】

NHK特集王と長島の50周年特別番組を見る。長島の練習しているところを見せないのがプロという徹底したプロ意識。すごい。ファンに見せたくないと考えてもおかしくないような健康状態での長時間のインタビュー。やはり王と一緒の番組という理由だから受け…

夢ふたつ

久しぶりに師匠の灘の夢を見る。以前も連れていってもらったことのあるお寺にお参りしたり、タクシーやバスに乗って旅をしたり。後半は、先輩棋士と対局。一方的に良くなるのに相手はなかなか投げない。詰んでいるのに投げない。しょうがないので、きれいな…

マイナビ女子オープン

マイナビ女子オープンの中継サイトで石橋―熊倉戦の写真を見る。将棋盤と対局者との距離が離れていて対局者は指しにくくないのだろうか?‥‥という余計な心配をする。石橋女流王位は17日には横浜―ヤクルト戦での始球式の予定もあるとのこと。野球関連のニュー…

棋聖戦 予選掲載

昨日の土曜日より、産経新聞にて大石四段との対局が本間博六段の観戦記にて掲載されています。お知らせいたします。

右玉から穴熊

王座戦予選で吉田四段との対局。成績による順位戦参加をめざしているフリークラス在籍若手棋士との対局は初めてかもしれない。こちらが後手で矢倉戦。双方ともに相手の作戦をはずそうという駆け引きが数手あったように思う。結局先手の吉田四段は脇システム…

女流王将戦

一時期休んでいた女流王将戦の8人のトーナメント。 石橋王位―上田二段戦をネット観戦。激しい戦いの末、終盤戦での千日手が成立。迫力ある戦いで指し直し局も注目したい。【午後4時 記】Copyright (C) 2009 Kenji Kanzaki

三段リーグ昇段者決まる

途中までは混戦だった三段リーグ。阿部健治郎三段と永瀬拓矢三段が四段昇段が決定。関西若手が有望という連載なども見かけるが、東西に関わらず有望な三段はとても多いと思う。あまり関西ばかり新四段が増え続けて、若手後輩との対局ばかりになるのもしんど…

奨励会入会試験

おやつタイムに知人と会う約束があり、その後連盟へ。本日は奨励会入会試験一日目。関西奨励会では、30人を超える受験者だそうだ。過去最高に近い人数かな?谷川−山崎戦(棋王戦)の観戦。明日が三段リーグということもあり、いつも熱心な三段たちでにぎわう検…

追求

午前中から研究会。以前も似た局面を持って一局指していて、その後少し研究しての一局。課題の局面で大長考されて、最善に近い手順を実戦では指して来られた。時間を使って真剣に追求してくれるということはとてもありがたい。真剣さを欠いて棋譜を並べて考…

王座戦 予選

昨日の11日は対局。王座戦一回戦で児玉七段戦。作戦がうまくいっていないようで序盤は自信なし。少し有利な局面で、中途半端な手を中盤で指して終盤の入り口でもはっきりしない難しい局面。終盤になって、こう指されたら読みきれないという順に進まなかった…

箕島高校対星陵高校

数日前に、録画していたNHKアーカイブ「箕島高校対星陵高校」の特別番組を見る。当時のことを回想する。

集中

寝不足ながら、朝から研究会。寝不足のわりには、まあまあ集中して二局指す。その後課題の局面を少し研究して夕方は早めに切り上げる。 【9日 記】Copyright (C) 2009 Kenji Kanzaki

と金の前の歩

夕方から連盟。順位戦や王座戦の対局の夕休の局面をそれぞれ見て進行を考えたりする。その後は、竜王戦準決勝やA級順位戦の検討など。A級順位戦の感想戦を聞いている途中の深夜1時半、翌日の朝からの研究会のこともあり帰宅。帰宅後、竜王戦の感想戦を中継サ…

青野九段 新刊 「後手番 一手損角換わり戦法」

青野照市九段より著書を送っていただく。創元社のスーパー将棋講座 「後手番一手損角換わり戦法」である。青野九段の角換わりといえば、昭和58年に日本将棋連盟から出た「青野流近代棒銀」が有名で、35局ほどの棒銀や早繰り銀の実戦譜が含まれていて、私はそ…

返し技の大熱戦

土曜日に最初の放映がされた銀河戦本戦トーナメント一回戦羽生名人-北島六段戦の録画を見る。これは終局間近かな? と思ったところから、ちょっと気がつかないような返し技の応酬。銀河戦をご覧になられるかたはすでにご覧になられたとは思いますが、もし見逃…

阪田三吉のお孫さん

録画していた囲碁将棋ジャーナルで、有馬温泉でおこなわれた王位戦七番勝負深浦王位−木村八段戦第3局の感想戦風景を見る。立会人の内藤九段や取材記者、観戦記者に混じって、ご年配の女性が感想戦をご覧になられていた。それが、将棋を全く知らない人がいき…

目線を低くして教えるには?

時々、小学校に出かけて駒の動かし方や、一手詰の授業などを大盤を使って解説することがある。かなり強い人に、さらに強くなる手筋を教える。これは、われわれ棋士にとってはそんなに難しいことではない。しかし、まるっきり知らない人に、駒を「取る」とか…

目線を低くして教えるには?

時々、小学校に出かけて駒の動かし方や、一手詰の授業などを大盤を使って解説することがある。かなり強い人に、さらに強くなる手筋を教える。これは、われわれ棋士にとってはそんなに難しいことではない。しかし、まるっきり知らない人に、駒を「取る」とか…

週刊! 将棋ステーション.中原十六世名人

囲碁将棋チャンネル「週刊! 将棋ステーション.中原十六世名人」を見る。今週のゲストは中原十六世名人。近況やお弟子さんのお話や趣味の野球観戦や囲碁のお話などをされていた。とにかく、お元気そうで、その姿を見て日本国中のファンが安心されたことと思…