小阪七段の順位戦最終局

昨日のC2順位戦

井上八段や淡路九段や小林裕五段や阪口四段とかなり詳しく調べたのが、近藤五段と小阪七段の終盤戦。
小阪七段は、かなり厳しい状況だったのだが、昇級を決定している近藤五段との一局は、超難解な終盤戦。
小阪七段の勝ち筋を皆で探す。
一見負けという局面での渋い桂打ちとか、一連の妙手順の成らずの銀の手順とか。
最後は、「よくわからなくなってしまった」(小阪七段)
その手順と違う順で近藤五段の勝ち。

感想戦
勝ったほうの近藤五段も、「難しくてよく判らなかった」というほど。
昨日の中で一番の好局だったと私は感じた。

その後、棋士室でも後輩の若手にも、藤井システムの変化を質問されるほど、一目置かれる存在の小阪先生。
30期というC2連続在位最長記録も、昨日の最終局もとても素晴らしかったと思う。
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>