朝日オープン挑決と週刊将棋

昨日の午後は、<A Href=http://www.asahi.com/shougi/open23/final.html Target=_blank>朝日オープン</A>挑戦者決定戦、深浦八段―山崎六段戦を asahi.comで観戦しながら、週刊将棋を読む。

週刊将棋に、今まで何度も負けた対局の記事が出たのだが、今回の内田記者の記事の書き方とセリフの拾いかたほど、暖かい記事の書き方は珍しく、またありがたい。
飯塚六段がいってしまったクラスに自分が上がるか、飯塚六段が帰ってくるまで、今のクラスを維持して、いつか再戦を指さなければ…。
いつか宮田五段に会った時にお詫びしようかと、思っていたのだが、記事を読むと、そんなことさえ失礼な気がしたので、やめたほうが良いのかもしれない。

第2回詰将棋解答選手権戦の有名作家の短編を解きながら、朝日オープンの進行を観戦。
△7一玉に▲5五歩と突いたあたりでは先手の山崎六段ペースと思ったが、その後の深浦八段の△8三桂から、△9五桂というのがなかなかうるさい順だった。
端の位を取られているのをこんな筋で逆用というのは珍しい。
その後の先手の応接に疑問があったような気がするが、なんといっても驚いたのは、飛車が成られたあと、三枚の桂を打ったあとの、山崎六段の▲7五歩とじっと取った一手。
▲5四歩、▲8二桂成、▲8四歩らの有力手があるのに、終盤で相手に手をわたしたというのが凄い。
その後もいろいろとあったと思うが、山崎六段の勝ちで、羽生選手権者への挑戦権を獲得。
朝日新聞の観戦記掲載予定は、だいたい4月8日ぐらいの予定とのことなので、ぜひ観戦記も読んでいただきたい、不思議な将棋ではある。

本日は、午前中から夕方まで研究会。夜は関西将棋会館にC2観戦という予定。
平藤六段と矢倉五段の最終局のゆくえはやはり気になる。
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