二台目の対局中継カメラが必要な時期なのでは??

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3月12日(金曜日) 
B1最終局。

毎日将棋インタラクティブ
http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/syougi/
による有料中継の担当者も、本日は棋士室(記者室)にて取材されていた。

最近の棋士会で理事よりこういう報告があった。
「東京の連盟の五階、宿泊室は、インターネット中継の時には、取材記者の取材部屋として優先的に主催紙に協力するために、主催紙にパソコンを使うために提供しなければならないので関西の棋士が関東で対局する時には、宿泊が満員となる場合もありますので、そのぶん東京での宿泊室での宿泊ができなくなることも多いので、『主催紙』の要望なので、みなさんご了承してください。」

どうも、東京では四階の桂の間や、三階の事務所近辺の部屋を取材に提供できない環境のようだった。

大阪では、「棋士室」というのは、別名「記者室」ともいうので、普通に控え室の取材に、各棋士が協力しているのが普通なのだが、東京のほうはいろいろと難しい事情があるのか、インターネット中継の仕事をされているかたに、控室とは別の階の宿泊室にて仕事(パソコンへの入力作業)をしてもらうということになっているようだ。

この金曜日には、竜王戦倶楽部 http://www.ryuoh.jp/ で羽生―森下戦の中継もあったようだ。
毎日インタラクティブの担当のかたも、竜王戦倶楽部の担当のかたも、何度も何度も東京の連盟の四階と五階を往復して仕事をされているはずなので、(大阪での中継に比べて)なかなか大変な作業なのではないだろうかと、勝手に心配している。

「もうそろそろ、控室で対局を写しているモニターテレビも東西の連盟とも、二台にすべきなのでは?」というのは、そういう技術的なことにも詳しい淡路九段の以前からの意見なのだが、理事会の回答は、予算的な問題もあるので、なかなかその方向に進むのも難しいみたいだ。

観戦記者や、最近は一般化して、これからますます増えるであろうと予測されるインターネット中継のためにも、『主催紙』さんの取材がラクになるように、連盟側としても少しでも予算をかけてもおかしくない部分だと、私は思っている。
もちろん淡路九段の説にも賛同している。

また、ファンのみなさんや、『主催紙』で対局の取材をされている観戦記者や記者の方々のご意見やご要望等、けいじばんや、メール等でお聞かせいただければ幸いです。