昭和57年の棋譜ノートから

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昔の奨励会の時の棋譜ノートを見ていて、その中から…

昭和57年６月４日上手神崎二段ー下手谷川勝敏初段の香落番。
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当時は△２八角で、桂二枚と銀の交換ながら下手の飛車を押さえ込んでいてまあまあと思っていたが、ここからの下手の手順が、好手順。

▲９五歩　△同歩　▲８五歩　△1九角成　▲３七桂　△３六飛　▲７五歩

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途中上手のわたしの△１九角成がおかしい。香取るよりも△４六に馬をひきつけそうなものだ。

以下は△３七馬(あせり気味だなぁ〜)▲同飛△同飛成▲６六桂が急所で
下手の居飛車穴熊が生きて下手の快勝。

谷川勝敏現指導棋士五段
<私と同じ歳→向こうのほうがだいぶ若く見えるなんて言わないよーに(笑)>
は、現在はレディースセミナー講師として多くの女性ファンへの普及を長く続けている。
また昨日も「第１１回女性将棋ファンのつどい」の講師のひとりとして
多くの女性ファンに講演や講座等とか…。
女性関係のイベントや大会の中心的な存在。
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