勝敗が逆に表記のネット中継は不要

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いろいろな用があり午後より連盟へ。

昨日の、関西将棋会館ホームページでの朝日オープン試験中継は、3局の中で田中魁九段ー小阪七段戦がきわどいハラハラドキドキの終盤戦で迫力があった。
(田中勝ち)

脇八段ー伊藤博六段は、終局の場面は見ることができなかったのだが、
伊藤六段が向飛車から飛車交換して、うまい指しまわしだったはず…。

だが結果は
「脇八段が勝ちました」という文字。
あの将棋を逆転負けしたのだったら伊藤さんもぼやいているだろうなぁ〜。
と、昨日は思った。

本日、伊藤ー脇戦を棋譜のファイルで並べて見る。
棋譜用紙には大きく
「伊藤六段の勝ち」と書かれている。

昨日の文字は大きなミスだった。

少し前に段位はできる限り正確に表記して欲しいということを書いたが
対局結果ミスは段位よりさらに罪が重い。
でも、関西将棋会館のホームページには、お詫びの一行さえ見当たらない。
(3日午後20時半現在)

いくら試験中継とはいえ、対局結果さえ正しく表記されないのだったら
関西将棋会館ホームページでの今後の朝日オープンのインターネット中継は中止すべきだ。

「関西会館HPのネット中継の表記と、今日になって、日本将棋連盟HPに出ている対局結果の表記が違うのでは?」
という疑問をメールでいただいた方へ…⇒担当の者に代わり、深くお詫び申し上げます。

間違いやおかしいことを隠したりうやむやにすることが必要なことも時にはあるが
あまりにも起こりにくいミスと感じたので、苦言をここで述べてみる。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki