まるで検討どおり進まず
27702
午後より、棋士室。
脇八段と竜王戦第5局の研究。
飛車交換後の▲6一飛に対して△7三銀が有力と研究していたら・・・・
進行は△7九飛
「まあ、これも普通かな」
▲7七銀△6七歩成に▲6七同飛成で、以下どうなるかなと研究していたら・・・
進行は▲8四角
「またしても予想通り進まない」
対して△7七とも有力と脇八段。・・・・・
進行は△8九飛成
これぐらいのはずれ方ならもう驚かない。
そして極めつけは△1五歩に対して▲同歩以下を一生懸命いろいろとあれやこれやと調べていると・・・・
進行は▲6一竜(驚く)
対局者が間違えているのか・・それとも検討しているほうがおかしいのか・・・・
最後は一方的になったものの
対局者の感想や、実戦心理というものが、いったいどういう内容だったか
実に興味深い一局だった。
以後の報道や、観戦記がとても楽しみだ。
神崎健二(c)