iモード 片手に持っての解説会??

27328
竜王戦のインターネット速報が、突然始まった。
指し手の情報の横に、掲示板が設置されているのは、タイトル戦の速報ではたぶん初めてと思う。
午後から連盟へ・・・
本日の対局は2局。
モニターに映っている杉本ー畠山成戦も、新人王戦の安用寺ー津山戦も、振り飛車の囲いは、高美濃に58銀が引っ付いた形なのが、とてもおかしかった。
居飛車側の囲いは、違うのだが・・。

池崎記者現る。なんでも自宅で夕方の衛星放送をつけたら、なぜか竜王戦がやっていなくって連盟に棋譜を見に来たそうだ。
5階の対局のモニターからBS7にチャンネルを変えてあげたら、池崎さんは中継が映ったのを見て、がく然としていた。
「いつも池崎さんに原稿のネタにされているので、逆にネタにしておきました。」
詰めパラの原稿で、記者をネタにした文章を書いたのである。
「あれは、少しもちあげ過ぎですよ。」
実は控えめに書いたほうで、棋士よりはやく詰将棋を解くこともあるのである。
しかし、検討の最中に見当違いのことを言って、ひんしゅくを買うことも時々あるが、そういう人がいるほううが、検討は楽しい。

Keyさんのところに書かれていた、iモードによるサービスで見ることができたという王将リーグの凄い将棋というのを並べて見る。
この棋士室にある最新の棋譜も、あのちっちゃな携帯で見れるのかと思いながら並べる。
確かに凄い将棋だった。序盤の金の左右が、最初は入力ミスで逆だったという話を池崎さんに教えてもらって、こっそりとひとりで笑う。

1月の19日に、関西将棋会館2階で、王将戦大盤解説を依頼されているので、
誰かに、iモード携帯借りて、それを片手に見ながら解説会やろうかな。(笑)

いまだに、関西道場の解説会は情報をFAXに頼ってやってるみたいだし・・・。
神崎健二(c)