我慢不足

昨日は棋聖戦三回戦で福崎九段と対局。

難しい駒組みでよくわからなかった。
<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/070629.gif>
図の局面から、▲2四歩△同歩▲2三歩が実戦的な手順。
この歩を取れば▲8五銀から▲3五桂という意味。
△3四歩▲5八飛と進行。
さらに△5四金と我慢すべきところを、歩がたくさん増えたので端を攻めたり7七を叩いたりして反撃。
しかし、玉を狭くする歩を垂らされている反動が来て失敗。

*****************************************************
本日の昼は囲碁将棋ジャーナルを見る。
ゲストに森内名人、解説に加藤九段
昨日の名人戦、郷田九段の▲6四歩と銀取りに叩くところで、▲8三角と打つのが良かったのではなかったか?との加藤九段の指摘。
感想戦でも有力とされた手だったらしい。

昨日も検討中に後輩の奨励会三段たちの意見にも有力手との意見があったのを思いだす。なかなか心の余裕がないと打てない角だと思うが、なかなか負けにくい手だと感心。
Copyright (C) 2007 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>