難解

王将戦で阪口四段との対局。
中盤。指しやすい局面で、踏み込んで斬り合いに出るものの、ただの所に桂や銀を打ってくる好手を連発され、双方秒読みとなった後負け。
終盤のひとつの局面で有力な手が多く、変化は多岐にわたり、簡単には結論が出なかった。

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終盤戦。ここから、△8四同歩▲同歩△5一飛▲同龍△5六角▲6七歩△8五桂▲4六角△8六銀と進行。

感想戦だけではよくわからなくて、その後も階下で、隣で対局中だった南九段―島八段戦の進行をモニターテレビで見たり、奨励会員の練習将棋も見ながら、
ほかの棋士奨励会員の意見を聞き考えてみる。
特に△8五桂の局面がどちらが勝っているのかが難しい。

モニターの対局が終わり、階下に降りてきた島八段にも意見や考え方を聞かせていただいた。
中盤の指しやすい局面で、のんびりと指して不満がなかったようだった
<18日 記>
Copyright (C) 2006 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>