三段リーグ

<A Href=http://d.hatena.ne.jp/mozuyama/ Target=_blank>勝手に将棋トピックス</A>の2月5日付瀬川晶司氏プロ入り希望問題リンク集にて、いろんな人の意見を読む。

立場によって言うことが違うのは当然。
現時点での私の印象はそこのリンク先の parsleyな日々 2月04日付 に近い感じ。
もちろん近いというだけで、違った考えの部分もある。

この話題は、棋王戦第1局控室でも、先輩棋士からも少し聞かせていただいた。
ただし、その時のアイディアがまじめな話なのか、冗談なのか、判別できなかったため、内容はここには書かない。
内部でもかなり反響のある将棋世界の「盤上のトリビア
この問題は、これからの棋士会等でも話題になると予想している。

話は少し変わって、今期の<A Href=http://www.shogi.or.jp/kisenhyo/sandan/36.html Target=_blank>三段リーグ</A>
ほぼ同期(だったと思う)に入会して、入会から現代に至るまでをずうっと見てきた、ふたりの三段は、年齢制限を迎え、前回の奨励会の対局にて、今期の勝ち越しが不可能となって、来期以降の三段リーグを指す権利がなくなってしまった。

私が研修会幹事をしていたころの研修生で、飛香落や、二枚落でも指導対局をしたこともあるふたり。
三段リーグの表を見ていて、勝ち越しが不可能になった次の一局に白星がついているのを見た時に、(いったいどんな気持でこの一局を指して、そして勝ったのだろう)と、その時の心中を想像する。

まだ、三段リーグは四局残している。
そのうちの一局は、今までにも何局も戦ったであろうそのふたりの最後の奨励会での直接の対局である。
周囲にいる後輩が辞めていくことはもう慣れてしまって、そのたびにいつも思うのだが、残りの対局も(特にそのふたりの直接の対戦)、退会後の人生でも本人が納得できる道を選んでほしいと強く祈っている。
Copyright (C) 2005 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>