封じ手予想 はずれる
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で、注目の読売新聞社主催第15期竜王戦第6局 羽生竜王ー阿部七段戦の
羽生竜王の封じ手を見る。
予想がはずれて△9五歩と端歩の突き越し。
この局面を見て連想したことがひとつ。
数年前の関西将棋会館でおこなわれた順位戦。
先手が阿部七段で後手が小野七段。
同じような局面から、先手の阿部七段は、▲6五歩△7三角▲2五桂と跳ねて、△4二銀に▲5五歩で戦いが始まった。
感想戦も聞いたのだが、とても難しい将棋だった。(結果は小野七段の勝ち)
まさかそうは進まないだろうけれども、そういうことを思い出した。
ほかにも、▲2五桂△4五歩▲6五歩から取り合って激しく最短で終盤に突入という変化も秘めている。
少し前のタイトル戦とかで戦われていてもおかしくないような局面だがそんなに例の多い局面というわけではない。
経験があるはず(?)の局面を前にしての阿部七段の仕掛けかたがとても注目される。
(9時半 記)
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