落ち着いた壁銀の解消

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にて、2日目午前中の指し手を見る。

先手の羽生竜王のほうの、▲7七角〜▲8六歩〜▲8七銀と8八の「壁銀」を手数をかけて直す。とても落ち着いた手順でなかなかこういう発想は湧かないものだ。
現在▲2五桂の局面のようだが、銀を8七に持ってきたことにより後手の阿部七段の角の睨みが緩和され、どちらかというと少しだけ先手を持ちたい局面と私は思っている。
でも、まだまだこれから。

次期竜王戦6組、藤倉四段ー今泉準アマ竜王戦や、朝日オープンの本戦トーナメントも本日は関西の連盟でおこなわれているので、今からその観戦に出かけることにする。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki