もっと深く突っ込んだものを読みたいという当然の要望

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「もう少し深く突っ込んだ棋士の眼から見た戦術論や
タイトル戦に出ているる棋士の作戦や心理状態について聞かせてほしい。」

少しずつそれぞれの方々の表現方法は違ってはいるが、複数のかたよりけいじばんやメール等で要望を聞かせていただく。

「そういう方々はぜひ将棋関係の雑誌や新聞や新聞の観戦記を新聞等を買って読んでください。」 そう答えるよりない。

ほかのスポーツ等に比べれば、元選手で原稿や記事を書いているという棋士は少ない。たとえれば昔ならば近代将棋に深く突っ込んだ原稿「金子教室」を連載されていた金子金五郎先生のような…。

でも、今までの記事や雑誌とは違った書きかたや記事を求めている読者や、
10数年前にほとんどいなかった、棋士人間性や生き方に魅力を感じてファンとなりあまり将棋を指さないのだがいろいろなエピソードには詳しいという将棋ファンとかも増えてきている。

観戦記や、原稿を書かれている他の棋士(たとえば青野九段や島八段)の文章を読んでみて、その突っ込んだ書きかた等に驚くことさえある。

あまり想像をめぐらせて深く推測で書きすぎてあまりにも外していると、もともとたいしたことがないのに
「やっぱりこいつはたいしたことないや」と思われるのがシャクにさわる。
また、新聞社の第一次掲載権等の問題もある。

まだ、一度も書いたことはないのだが、新聞の観戦記者(観戦棋士??)という立場で、どこにも何の遠慮もなく、深く突っ込んだ表現方法で、一度書いてみたいものだとこっそりと思っている。
もしいつか機会があればよろしく →各紙の担当者の皆様。

例によってまとまりのないバラバラな文になってしまった…。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki