あぶりだし

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電車の中で短い詰将棋を解くために、詰将棋作家の作品集をでかける直前に持ったりする。本日の一冊は将棋天国社の「流星雨」山田康平作

その作品集の第83番は私が昭和61年に四段に上がった時にエールとして作ってくれたという作。
今見ても当時15歳ぐらいの少年の作とは思えない、なかなかの曲詰。
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 京都の師匠の道場には中学生ぐらいの山田少年が良く来ていて、次から次へと創作途中の詰将棋を見せてくれたことが、懐かしく思い出される。
 その後山田康平君は、京大で学生将棋でも活躍、アマ名人戦の代表になったり、詰将棋界でも数々の賞を受賞。
今は立派な社会人だが、詰将棋創作はずうっと続けているみたいなのが嬉しい。
 近代将棋にも紹介されたが、そんな山田くんが春ぐらいからHPを開設した。 http://homepage2.nifty.com/koheran/
詰将棋のいろいろなことが満載で五手詰の早解きコーナーなどユニークなアイディアが多かった。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki