通天閣将棋センター 閉店

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はじめて通天閣の中にはいったとのは中学生の時。
地下に将棋大会の手伝いに行ったのが最初だった。
ものすごく広くてビックリした。
大会の参加者も多くてびっくりした。

それからまた少し先
当時奨励会の4級ぐらいだった私は、地元和歌山のアマ強豪(東大OB)氏とよく指してもらっていた。
その強豪氏が確か、通天閣の賞金大会?に出ていて、その時は仕事ではなくて単に、見に行っていて、夕食を近所の牛丼屋でごちそうになった。(なぜか食べ物がからむとよく覚えている)(＾＾;

その地下の将棋センターにそっくりのセットが、NHKのスタジオにも作られた。
ほんとうに似ていた。
ご覧になられたかたもいらっしゃるかとは思うが、
この場所は、朝のドラマの「ふたりっ子」の舞台となった。
その将棋指導の手伝いということで、スタジオでの本番にはじめておじゃました時に、真剣師指導?で見えられていた大田学さんともお会いした。
大会に参加されて活躍されたり、指導席で指導されたり、通天閣をホームグラウンドとされた、有名な方。

今朝の朝日新聞では、閉店を大きく伝えている。
誰もいないもうすぐ閉店の道場ですわっている、86歳の老人の後ろ姿の写真は、とても　とても寂しそうだった。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki