全日プロ 谷川九段の勝ちで最終局に

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朝、日経王座戦担当者より観戦記予定のFAX来る。とても助かる。
ほかにも、先週、書籍課より、連盟発行の新刊本送ってくるものの、ある事情により、その本のことについて書くのを見あわすことにする。

夕方より連盟。
全日プロ第4局は、後手の森内八段の四間飛車に谷川九段の居飛車穴熊。
飛車の取り合いから、森内八段がしぶとく自陣飛車、早逃げ、自陣角と打つ局面が続く。持ち時間が3時間ということもあり10手以上ずつ指し手の情報はいる。
終盤の一手争いの局面で、ついつい雑談→あとで後悔することになる。

たぶんこういうふうに進むだろうという予想に近い手順だったのだが、谷川さんの打った受けの角が寄せにどのように、働いてくるかまでは深く調べられないまま、
次のFAXで終局までの指し手が来てしまって、最後はピッタリ詰みの局面で谷川さんの勝ちで2-2のタイに…。

雑談の内容が、理事の選挙の話題(誰が立候補した等で)で、どうやら中原永世十段が立候補されたらしいというニュース度の高い話題だったとはいえ、
次の指し手が早く来てしまっては、少し惜しいことをしたかも?

時間帯等の問題もあるだろうけれども、最終第五局は、道場等で解説会とか、速報会とか開けばいいのにと思う。全日プロという名前では、最後の一局だから。

いつも書いていることだが、対局の模様は、翌朝の朝日新聞の記事、さらに観戦記(5/6からで鈴木宏彦さんの予定のはず)もぜひよろしくｍ（＿＿）ｍ　
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki