昨日の夜の桂の間

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寄り道の話の続き・・・・
昨日は、昼は大阪の棋士室、夜は東京の連盟の記者室に・・・
21時ごろ到着。
椅子の棋士室もいいが、畳の部屋の桂の間もなかなかいい。

到着と同時に読売の小田記者に
「今日も神崎さんのページ見ましたよ。」
「44444の人が無事書き込まれていましたよ」と教えていただく。
勝又五段、石川六段を中心に研究中。櫛田五段、上野四段ほかいろいろな棋士が検討中。
久しぶりに一番ということで、櫛田五段と練習将棋。
「神崎さんと指すのは10年ぶりぐらいですねぇ」
「そうですね、NHK杯の本戦でぼろほろにされて以来かな??」
「いや、そのあとに順位戦で指してますよ」
記憶力は、向こうのほうが上のようだ。
久しぶりに指すのは、かなり懐かしく、また楽しかった。

中飛車の名手近藤ー阿久津戦が難解な終盤で、検討にも熱がはいる。
この部屋の常連の田中誠くんや、記録係だった北尾女流2級もいる。
それにしても勝又君の動きはすばやい。
みんなが知りたい将棋の情報を対局室へ行って、仕入れてきてくれる。
20手ぐらいを正確にならべてくれるのでとても助かる。
「大阪にもこういう人ひとり欲しいなぁ」
「それに見合う人とトレードでなければそれは、ちょっと・・・」と石川六段。
対局を終えた長沼六段も現れ、勝又君と同様のオオボケをかまし、笑いを取った。
近藤ー阿久津戦の感想戦を聞きにいく。
阿久津四段の玉が一見寄りそうに見えて、際どく寄らなかった。
深夜の1時半で、ほとんどの対局は、感想戦さえ終えていたが、
ただ一局千日手指しなおしの将棋が、ようやく終盤の入口にはいろうとしていた。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki