人が変われば…

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水曜日の自分が東七段と竜王戦を対局中の昼休み。
棋士室にはいると、2〜3人の棋士が東京でおこなわれているA級順位戦の昼休みまでの棋譜を並べていた。
最初は、それは先日の朝日オープンの挑決を誰かが並べているのかと思った。
それほど似ていた。
でも、午後からは、意識的にプレーオフの対局の進行は見ないようにした。
なぜかというと、自分が対局中の将棋も同じ戦法でどうも味が悪いからだ。

自分の対局と感想戦終了。
プレーオフもこの戦法みたいやったね。夕休の時に初めて見て、まるで別の将棋みたいになってたけれど…」と東七段。
「はい。やっばりそうでしたか。」

順位戦プレーオフの実戦のほうの進行は、まるで別の戦法であるかのような不思議な戦いになっていた。

同じ戦法でスタートしても、その場に座る人が違うと、こうまでも違ってしまうものなのだろうか!!

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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