王将戦第5局は羽生王将の勝で2-3

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昨日、順位戦を対局中の夕食休憩時の棋士室。
「池崎さん〜こんなどっちも二枚落の上手みたいな将棋は誰との対局中なんですか?」
てっきり池崎記者が、誰かと練習将棋を指している途中の局面だと思った。

「これは、進行中のタイトル戦ですよ〜。」 \(◎o◎)/!それにはビックリ!

まる一日進行を見ていなかったとはいえ、封じ手直後までの私の知っていたひねり飛車の駒組の面影はすでにそこにはなかった。

「江戸時代の誰かの日記とかの図面みたいな将棋やなぁ〜」と有森七段
「大橋宗桂の時代の将棋みたい」という声も。

将棋も最新を極めていくと、きっと最後にはこのように昔の将棋みたいに戻るのかもしれないと思った。
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