C1終了

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昨日の深夜の話。

最後に終わった畠山鎮ー小林裕戦の感想戦を最後まで聞いたあと、帰りの方角がほぼ同じ、淡路九段とタクシーで帰る。

車中では、今期の順位戦の話に終始する。年間を通じての感想戦みたいなもの。

「真部八段の7勝はすごいなぁ〜。降級点も消してしもたしーー。」
「児玉さんも最後の2局連勝してだいじようぶだったいうのもすごかったですね。
2年ぐらい前も確かそうでしたよね。」
「いや。それはたぶん去年もやったやろ〜。」
以下も、いろいろとそういった話は続く。

昇級と降級点をかけた一局の感想戦の終了直後。
「昇級おめでとうございます」
小林裕五段は対局相手の畠山鎮六段に誰よりも早くとひとこと声をかけた。
それを聞けただけでも、感想戦を聞きに行った甲斐があった。

もちろん将棋も必死に戦っているという内容の好局。
また、毎日新聞夕刊や週刊将棋将棋世界等に棋譜や現場の空気等もたぶん出るとも思うので、ぜひ読んでいただきたい。

いろいろとあったが、今期のC級1組の順位戦はとにかく終わった。
でも決して気を緩めることなく、来期への準備をはじめたいものだと思っている。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki