再開後も駒組み続く

251058
第51期王将戦も2日目。
今朝の朝食は和食堂で、有吉正立会人、毎日新聞サイバー編集部の黒田曜子記者、スポーツニッポン東京事業部高橋記者らと。

昨日は、午前中、プロバイダの回線の調子が悪くいろいろとご苦労されたらしい。
ワープロやファックスが記者の取材や、記者の情報の伝えかたを変えていったように、何年かたったら、あの時の王将戦の時は、大変だったわねぇ〜 というふうにインターネットの扱いたも段々と進んでいくような気がする」
というような、黒田記者のお話。
今日も対局者のおやつや食事の写真をネット上で楽しく伝えたりされるはず。
有吉先生には、
「君もホームページ持ってたらしいねぇ〜」
と聞かれたので
「ええ先生に練習将棋を教わった話とか、時々書いています」

再開、記録係の村田四段、現在棋士になってから勝率10割だが、少し緊張していたみたいで昨日一日の指し手を読み上げる時に
「後手はぶおうい。失礼しました羽生王将84歩」
横で聞いてて笑いこらえていた。

注目の封じ手は、やはりはずれて△44歩だった。
その2手後に△64歩だったので少し残念。

10時過ぎより羽生王将杯争奪将棋大会会場にて、開始のご挨拶をさせていただく。
100人の定員いっぱいのかたがた。
「本来なら羽生王将があいさつすべきところですが、少し忙しくて代行でごあいさつさせていただきます。普通の将棋大会なら負けてしまったら帰るよりないことも多いのですが本日はうっかり負けてしまっても、公開対局や解説会でお楽しみください」
でも、開始の合図も待ちきれずに、すでに中盤を戦っている参加者もいて少し苦笑。

何人かの知り合いの方々、ここのホームページもよく見て下さっているかたからも声をかけていただいたりもするものの、いろいろと忙しくお話しする間もあまりない。午後からはますます忙しくなるがかなり遠方より、わざわざこの彦根まで足を運んでくださったかたがたには大感謝。

対局室にかなり早くから入室していた佐藤挑戦者と
少し盤から離れてすわっているかのように見えた羽生王将との
駒組みは続いている最中。
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