棋譜ファイルを使った詰将棋

48340
棋士室にて棋譜を並べていた。隣には、詰むかどうかの局面になると身を乗り出されるという木下七段。
順位戦で、大熱戦の好局。途中のすごい辛抱にもさすがと感心。
最後の最後に先手の玉に必死をかけた時に後手玉が詰むかどうかがかなりきわどい。
その瞬間に棋譜のファイルを閉じることに成功。
うっかり終わりまで指し手を見てしまっては、自分で詰みの有無を読むことができない。

多少危ない筋を木下先生と少し会話しながら、いろいろと考えてみるが、なかなか結論が出ない。
なんとか、先に詰みを見つけようといろいろとかなり長く考えたが、先に詰みを見つけたのは木下先生のほうだった。
棋譜を確認してみた。30手近くの詰みだったが、対局者の進行もそのように進んで詰ましていた。
うーむ。残念。
Copyright (c) 2001 Kenji Kanzaki