棋聖戦は2ー2で最終局に…

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昨日の夕方。いつものように、連盟の棋士室。
棋聖戦第4局の大盤解説会の解説者の増田四段と、木下七段が検討しているのだが「ここでこうやっても形勢が良いのでは、」という検討が多く、すでに形勢は離れていたようだった。

スポーツニッポン(王将戦主催紙)大阪の将棋担当の白石記者も、棋聖戦のようすが気になるようで見学(それとも取材??)に見えられていた。
佐藤王将が追い上げて2ー2は確実の局面となる。

先日の王位戦第一局についても白石記者より少し質問を受ける。
とても難しい内容と返事するよりなかったが、逆に現地の旭川での様子を少し聞かせていただいたりもする。

棋聖戦は最終局にもつれこむ。
端歩を突き越す作戦が見事に成功したように感じた。

佐藤王将は、王座戦も挑戦者決定戦に進み、
スポーツニッポンの担当者もいろいろと楽しまれる(心配される?)ことが多そう。

また、産経新聞の大阪の将棋担当記者のかたには、第一局が終わったときに「今回は最終局までもつれそうな気がする」というお話を聞かせていただいていた。第二局が終わった時に、その予想ははずれたかのように私は思ったのだが、
そのとおりとなったようだ。
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