代打

最近のできごと。
昼ごろ連盟で、棋士奨励会員たちが四人で総当り先後六局で指している研究会のうちの詰むや詰まざるやの一局を観戦していた。際どい内容は見ていても手に汗にぎる進行。

感想戦の途中、その隣の対局者に急用ができて、残り二局を指さずに帰らなければいけないという。
そこに居合わせたのも何かの縁ということで、代打をすることになった。六局指すうちの最初から二局めと三局めのピンチヒッター。
有望若手と強豪棋士と二局指して指し分けと無難に終える。1-0の人の続きを、とにかく連敗しなくて通算2-1にできてホッとする。一局負けあたりの罰金を支払ったがそれ以上に勉強になり幸運。

長年いろんな研究会をやってきたが、ほかの人の代打で指すというのは初めてだったように思う。ボーナスゲームにチャレンジしているみたいで、なかなか楽しかった。
Copyright (C) 2011 Kenji Kanzaki