落としたり拾ったり

良い将棋を落としたり、悪い将棋を拾ったりする。
公式戦はもう800局以上も指しているのだが、逆転がおきやすいゲームが職業なのか、有利から勝ちきるのが下手すぎるのか?
もちろん後者に決まっている。

金曜日の最近の対局も、うまく打開したつもりだったのだがまるで見当違いだった。
ダメになりかけのところで、勘違いに助けられての辛勝。
ほかの対局より早く終わったので、残りの三局の感想戦を順番に聞いてみた。大小の差はあるものの、すべてが逆転で決着していた。

難しい局面から時間と知恵とエネルギーを使ってようやく有利になった時に疲れてしまっているのか、または残り時間が少なくなってしまっていることも少なくない。
でも、自分は残り時間がある時にとんでもない手を指してしまうことも時々‥。
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