NHK杯予選 (後)

<下のNHK杯予選(前)よりお読みください>

午後3時からは内藤九段。
MHK杯予選では数年前にも完敗している。
内藤九段が先手の場合には、相掛かりの急戦、相掛かりの持久戦、ひねり飛車など多彩な戦法で来られる。対応できるかどうか?

振駒の結果は私の後手。これで三局とも後手。
避けるのもいやだったので追従して1図。
玉の上がり方が三通りあって迷う。
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以下、▲4五歩にすぐ引越しで△6二玉。とてもじょうずとは思えない駒組み。
その後▲8七歩△8四飛に、▲4四歩!
いくら何でも指しすぎと思ったが…。
その後しばらく進み 
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こうなる。
普通は△7一玉なのだが、▲4三歩〜▲7五角で悪そう。

じたばたと動いて
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こうなる。

▲8八玉には△4七歩成〜△9九角なので、▲6六角。やはり指しすぎだったか?

しばらく進んで
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玉砕気味。
▲4七同銀△同歩成▲6五角△5四歩▲4四銀△5七と▲4三歩△5六銀
途中の▲4四銀が疑問。▲5四同銀なら難解。
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△4六角の王手飛車の筋が生じていて、ここでは有利になっていたようだった。

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しばらく進んで△4二金が決め手。
▲同銀成には、△4四飛▲3五角の王手飛車に対して△2四角の返し技がある。
(さらに▲同角に△4九飛成がある)

いったいいつ以来の出場だろうと調べてみて、あまりにも長く出ていなかったことに気がつき少しショック。
メールや掲示板や直接などで、出場のお祝いの言葉をいただいた皆様どうもありがとうございました。

銀河戦などでも、不出来な内容の時も時々あるので、4月〜8月ぐらいの本戦での対局の時は、みっともない内容にならないようにしたいと思っている。
Copyright (C) 2007 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>