NHK杯予選 (前)

先ほどまで甲子園に前売券を買いに行く。
京セラドームでおこなわれるタイガースの公式戦なのだが、ドームに行くよりも、甲子園で買い求めたほうが、残席が多いようで、不思議な気分。

予選トーナメント表もいつの間にか公開されたようなので、3月2日のNHK杯予選のことについて書くことにする。
<A Href=http://www.shogi.or.jp/kisenhyo/nhk/57_nhk_yosen.gif Target=_blank>第57回NHK杯将棋トーナメント予選</A>
この2日まではかなり予選が進行していて、ほとんどのブロックが終わっていた。
若手の通過者が多かった。そんな中、関西のブロックでは平藤六段や長沼七段という私と同年代の通過者もいたようす。

通過した人の棋譜をハイスピードで並べたり(プラスのイメージトレーニング?)、実戦形の詰将棋を解いたり(気休め?)して対局に臨む。

10時から森信六段戦。振飛車穴熊を予想していたものの矢倉戦の最新定跡形。
似たような戦いの経験が役に立ちなんとか有利に。
終盤に手堅い手を逃すがなんとか勝ち。

13時からは、西川七段戦。
またしても後手でまたしても相矢倉。序盤の終わり頃の連続疑問手で明らかに不利に。開き直って筋の悪い所に銀を打って飛車を攻める。
<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/070302g.gif>
以下△6六角▲同金△4七銀▲5四飛△同金▲同銀△5八銀成▲8六角△7七歩▲同桂△6九飛
長手順進むが、先手は銀二枚取り残して良し、後手の私も苦しいけどしかたがないという感じで進めていた。
ところが、最後の局面まで進んでみると、7七の叩きを効かせているのが大きくなかなか先手も大変なようだった。その後は二枚の銀が働いて辛勝。

感想戦で調べてみると図以下の▲6六同金のところ▲同飛と取り△5五銀に▲5四銀!!という妙手が決め手に近く、やはり不利だった。
悪い将棋を拾ったようだった。
<(後)に続く>
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