頭の中で駒が動くスピード

時々変更しているここの記入のパスワード、木曜に最後に変更したものを忘れてしまっていて、ようやく解決。
忘れてしまっていても、解決できる方法が実はある。でも、その方法があったことも忘れていた。
ようやく思いだして解決。
そのかわりに、その間に書こうとしていたこともいくつもあったが忘れてしまった。
でも、昨日のことならば多少覚えている。

11月19日金曜
昨日は、王将リーグとB級2組順位戦の観戦に午後から連盟に。
谷川―阿久津戦のモニターテレビを見ながら検討。
スポニチ観戦記担当の本間五段、毎日中継担当の紬記者、世界誌取材の山本五段、平藤六段、増田五段、安用寺四段。
ほかにも、何人かの棋士。昨日の竜王戦第3局の記録係からもどってきていた本田三段はじめ多くの奨励会員もいて満員。

夜。すごく静かだ。
内藤九段―桐山九段戦の検討を私が山本五段としていて、その検討を対局を終えた谷川棋王が眺めて時々われわれが意見を聞くという珍しいパターン。

そして、その一局は終局。
勝った桐山先生が階下に降りて来られて、「(だいぶ良い将棋が)もう逆転されてしもて、あかんのちゃうかと思た。」
その後記録係が棋譜確認のため並べながら少し検討。
最終盤のとん死筋の変化についての、谷川棋王と桐山九段との二人の会話を聞いていると、すごいスピードで頭の中で駒が動いて詰みの有無を判別しているかのような会話。
この会話を聞けただけでも、昨日は連盟に行った甲斐があった。
Copyright (C) 2004 Kenji Kanzaki<A Href=http://wakayama.cool.ne.jp/k2rokudan/ Target=_blank>HPはこちら</A>