熱意

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本日の出場選手の篠田さん、週将の取材の野山さん、脇八段、朝日紙観戦記者氏、出張で大阪に来られていた、野山さんと同じ会社の馬上(もうえ)さんらと、夕食に…。

職業を持たれながら、アマ棋界の世話をしたり、取材もされたりする野山元朝日アマ名人(現在でももちろん強豪)の話を聞く。
仕事で東京に行くことがあっても、新幹線の中で詰将棋を解いたりして、少しでも将棋に触れる時間を多く取られているらしい。
今日も箱根から旅行かばんを持っての取材で、そのかばんから、携帯用の布盤や、磁石盤が出てきたのはさすが。

自分の経験を振り返って考えてみた時、時間の余裕が取れない時にこそ、集中して目的に向かって熱意を持って取り組むことはとても大事。
たとえば、職業を持たれていて将棋を趣味とされている人でも、大学生として勉強もしながら将棋の修行をしているという環境の人でも、方法を工夫してさらに、熱意があればそういったことはきっと克服できると思う。

馬上さんは、明治OBで、週将や近将の楽しい学生棋界のレポートを読ませていただいたこともあって、初めて会ったという気がしなかった。

その後、馬上さんの友人でもある、大阪市大の天野啓吾準アマ名人も合流。
本日は関西学生一軍戦だったらしい。
この準アマ名人とも初対面(テレビで見たことはあったが…)
やはり初めて会ったという気があまりしなかった。

学生棋界の話、アマ棋界の話、プロ棋界の話、スポーツの話、将棋雑誌の話、多方面の話が続き解散。
とても楽しく有意義で、バランスの良いメンバーでの夕食だった。

解散。
原稿を今から書くという人もいるらしい。
今回は、原稿を書くことからは開放されているので、今から寝るまでに詰将棋を数問解くことにしよう。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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