偶然?

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2月4日 火曜

順位戦で日浦七段と対局。
私が先手で、なりゆきじょう↓の図のような攻撃形になる。
桂を跳ねたところだが、この姿は、「灘流」ともいわれる姿。

<img src=http://k2rokudan.cool.ne.jp/img/86.gif>

でも、後手玉は矢倉ではなくて右玉で7二にいるのだが…
なんとか22時半ごろに幸いする。
感想戦でも、相手に「私の敗因は何だったのでしょうね??」
と言われるほど、まあまあ無難な内容で満足している。

少し話はそれるが、ある、昔の人はこういったそうだ。
「私の敗因は何ですか??」
「私の前にすわったのが敗因だ」
最近はそういう話は聞かないし、そんなユニークな棋士も少なめかもしれない。

東京より、中島(一)記者や椎名記者が取材でこられていたので、こちらの池崎記者や、本日の対局者のうちの有森七段、中田宏七段らと福島駅ガード下の焼き鳥屋へ…。

疲れていたので少し早めにひとりだけ帰らせていただく。
棋王戦第1局で、中田七段の実戦と似た局面が現れたことについて、たとえ答えてくれなくとも少し聞こうと思っていたのだが、ほかにもいろいろな話をしているうちに、忘れてしまっていたことにあとで気がつく。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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