棋王戦 第1局 角の使う時機と使い方の難しさ

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忙しくてなかなか時間取れず 久々にここに書く。

 *2月1日 土曜  

棋王戦第1局 やはり羽生棋王の▲2四桂が決め手となり、終わってみたら快勝。
山九段の敗因はわからないが、△6四角と手放した直後にリードできなかったところあたりかも??
この中座流8五飛は、角交換後の双方の持ち角の使い方が形勢を左右することが多いように思う。
好位置に打てれば局面をリードできる。でも手持ちで温存している得というのもある。
使っても働かないこともあれば、使い時を失って「宝の持ち腐され」になるともある。

4四や6六といった角打ちが良い位置になる場合もあれば、△5四や▲5六といった筋違い角が桂頭をにらんで急所となることもある。
ますます未開の分野がタイトル戦で現れたという印象。

Copyright (C) 2003 Kenji Kanzaki
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