中身の濃かった2通の 感想メール

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今日からもう9月。
土曜から日曜となるとだいたいはカウント数は平日より大幅に減るのだが
昨日の土曜には多くの人に来訪していただいたみたいで感謝。

プレゼント応募も兼ねている HPのご感想のメールもまだまだ時々いただく。

今までご感想をメールで聞かせてくださいということを募集したことは少なかったのだが、こんなに多くいただけるのならば、もっと前からドンドンと募集すれば良かったと思うほど。

数行の感想というよりも、とても長くて、いろいろな分野についてのご感想や、ふだん感じられていることを時間をかけて慎重に書かれているご感想をいただけることはとてもありがたい。

最近いただいた中では…
王位戦七番勝負についての両対局者の心理状態を深く推測した内容を聞かせていただいたかたの文章がなかなか面白かった。
そういう話というのは、けいじばんに書いたりすると必ず反論とかが出て論争とかになってしまうことも多いので、こうやってメールにて聞かせていただくのが良いと思う。
「佐藤二冠の影が色濃くちらつく王位戦だった」という私の印象にも賛同していただけたようだった。

そしてもう一通別のかたからは、
「将棋の歴史を感じさせるような、記事がもう少しあればいい」
という貴重なご意見。
「現在の棋書には、棋士の人間として自分の人生をどう見つめているのかという熱い思いが感じられるものが少ない」ということで、過去に良かった棋書や著作集として大山、升田、山田道美各先生らの名前も挙げられていた。

ほかにもご紹介はしきれないのだが
9/10のプレゼント締め切りが過ぎたとしても、
もう井上八段の本「居飛車奇襲戦法 」(創元社1200円)を購入してしまったという方にも、
感想募集はずうっとしておりますので、ぜひお聞かせください。
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