棋聖戦五番勝負の展望

330832
調べごとがあり関西将棋会館へ。

産経新聞大阪文化部の保坂記者とお会いする。
五番勝負の最中はいろいろとお忙しいようだ。
第2局が6月25日に淡路島のホテルニューアワジで行われるので、その時の記録係や関係者の切符の手配等で連盟に来られていた様子。

「ちょっとお茶でも…」と誘っていただいて、郷田棋聖と佐藤王将との棋聖戦五番勝負第1局の時の話とかもいろいろと聞かせていただく。
「これからどんな戦法で戦われると思いますか?」と聞かれたので期待もこめて
「後手でも相手についていって堂々と戦うという内容を見たいですね。研究を試すにもお互い絶好の相手ですし、時間がなくなって終盤になってもなかなか崩れないし、これからも第1局のような難しい終盤戦になるのでは?」と答える。

第1局のときの感想戦や控室の様子とかも教えていただきとても有意義。
盤も駒もないのにすらすらと感想戦での様子を符号等で聞かせていただく。

また、日頃よりどういう情報をどこまで公開するかについては、主催新聞社の立場も考えていろいろと慎重に行動してはいるつもりなのだが、比較的寛容な方針を聞かせていただき、かなり気が楽になる。
Copyright (c) 2002 Kenji Kanzaki